ボイドタイムを「利用」する! もうボイドタイムは怖くない!

物事の捉え方を変えることによって、生きやすくすることは立派なマジック。

もう皆さんにはおなじみ月のボイドタイム。
カレンダーにチェックして、きちんと管理されている方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、「決定してはだめ」「買い物してはだめ」「特別なことをしてはだめ」と、ボイドタイムが気になってしょうがない。という方もいるのでは?

そんな方に朗報です。
ボイドタイムは利用できます。

ここでは、ボイドタイムに振り回されるのではなく、ボイドタイムをこちらから利用して、もっと日々を豊かに過ごすヒントをご紹介します。

 

ボイドタイムとは?

ボイドタイムとは、星が、他の星と占星術的に意味のある角度を取らない時間のうち、12星座をまたぐものをいいます。
新しい12星座に星が入ると、ボイドタイムは解消されたとみなされます。

ですので、ボイドタイムは「月以外の星座にも発生します」。
太陽のボイドタイムもありますし、水星のボイドタイムもあります。
では、その中で「月の」ボイドタイムが重要視されるのはなぜでしょうか。

それは、占星術的な月の意味合いが関係しています。
月は感情、心、精神、女性、スピリチュアルを表現します。
社会的な目に見える自分が太陽だとすれば、月はそんな自分の写し鏡、普段は隠されているもう一人の自分自身です。
月は自分の無意識に働きかけると考えても良いでしょう。

月のボイドタイムには、月と他の惑星との占星術的繋がりがなくなるため、他の惑星のパワーを受けられなくなると考えられています。
その為に思考力が上手く発揮できなくなる、冷静になりづらいなどと言われています。
月のボイドタイムは大体2日に1回の頻度で起こります。

そんなボイドタイムですが、あなた自身との関わりを分析することで、ポジティブに利用することが可能です。
ただ恐れるだけがボイドタイムとの付き合い方ではありませんよ。

 

日記を付けてみよう

ボイドタイムが気になってしょうがないあなたは日記をつけてみましょう。
時系列で出来事を記録できるタイプが一番良いですが、そういったものでなくとも、出来事とおおよその時間を書き留めておきましょう。
そうすると、ボイトタイム中の行動がどのような結果になったのか。自分自身にどう影響してくるのかが目に見えて分かります。

簡単なことであれば、ボイドタイム中に行っても良い結果が出ているかもしれません。
自分が昔から情熱を傾けていることであれば、ボイドタイムのパワーを跳ね返して楽しい時間を過ごせているかもしれません。
自分にとってボイドタイムがどれくらい影響を及ぼしているのか。
日記をつけて実感してみましょう。

 

ボイドタイムは「決めなくて良い時」

社会に出ている私たちは、常に決定、判断、決断の連続です。
そんな私たちにとって、決断してはいけないボイドタイムはむしろ、「決断しなくても良い」ほっと一休みできる時間なのではないでしょうか。

ボイドタイムは、2日に1度数時間、心身がリラックスできるタイミングと考えて予定を立ててみましょう。
スケジュールにゆとりが生まれ、生活にメリハリが生まれてきます。

ボイドタイムの前に重要な仕事を片付け、ボイドタイム中はルーチン仕事を黙々とこなす。など、お仕事もメリハリを持って取り組めます。

ボイドタイム中に旅行をしたり、普段しない行動を取ったりするのであれば、その前に行く場所をリサーチしておきましょう。
ボイドタイム中には、調べておいた情報を元に行動すれば、スムーズに事が運んで楽しく過ごせるでしょう。

 

失敗はボイドタイムのせい

思い返すと気持ちが暗くなるような、つらい出来事や失敗があった時も、ボイドタイムは利用できます。
その失敗について日記で振り返ってみましょう。
行動を起こしたのがボイドタイム中だったら、その失敗はあなたの能力やあなたの才能が足らないからではありません。
本来のパワーが発揮できなかったボイドタイムだったからです。

それとも、その行動を思いついたのがボイドタイムだった? それも、あなたのせいではありません。
ボイドタイムだったから、そう、星のめぐりが悪かったからに他なりません。

何か失敗をしたり、上手く行かなかったりしたときは、それがボイドタイムと関係が無いか振り返ってみましょう。
ボイドタイムだったから、あなたの才能が十分に活かされなかっただけです。
思い悩まずにボイドタイムのせいにして、また明日からがんばりましょう!

 

考え方の切り替えは魔法

物事の捉え方を変えることによって、生きやすくすることは立派なマジック。
ボイドタイムがどうしても気になって「忌み」とだけ捉えて恐れているならば、こんなふうに見方を変えてみてはいかが?
ボイドタイムをポジティブに捉えて、ボイドタイムを利用することによって、もっと生きやすく楽しく日々を過ごせるはず。
これをヒントにあなたなりのボイドタイムの使い方を身に着けて、上手にお付き合いしていってくださいね。

 

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