ちょっと憂鬱になりがちなこの季節にエネルギッシュになれるラテン系生き方のススメ 〜UDARAのイタリアンスピリチュアルライフVOL.9〜

褒められたときには素直に受け取ることが大切です。日本には、「美しいね」と言われたときに、「いえいえ何をおっしゃいますか」と謙遜することを美徳とする文化が見受けられます。

イタリアでは、スピードよりも何よりも「美しさ」が最優先されます。頻繁に耳にする言葉は「ベッロ!」
「美しい」を意味する言葉で、女性に対してだけでなく男性にも使われます。
また、イタリアの赤ちゃんやこどもは、「かわいい」よりも「美しい」と声をかけられて育ちます。幼い頃から「美しい」と言われることで「美しさ」に関する関心や感性を自然に持つ様になるのかもしれません。

一方で、1秒の遅れが信用問題になりかねない東京の仕事流儀を数十年間生きてきた私にとっては、イタリアの生活は何をするにも想像以上の時間がかかり、効率が悪いことに苛立つこともありました。
ただ、そんなことに苛立っていても気が滅入るだけなので、この「美しさ」を最優先する生き方を自分の生活に意識的に取りいれてみることにしたのです。
すると、美しいものを遊び心をもって楽しむといういかにもラテン系らしい生き方が、日々の暮らしを情熱的で彩りあるものに導いてくれることになったのです。
そこで、ちょっと憂鬱になりがちかもしれないこの時期にエネルギッシュになれるラテン系な生き方をご紹介します。

IMG_3216

誰が何と言おうと自分流を貫く。

他人がどう感じるかではなく自分が美しいと感じるかを最優先します。人がどう評価するかということを気にしてばかりいると疲れるばかりでなく、その人なりに漂う独特な美しさが薄れていってしまいます。
私の場合、流行やブランドはすぐにあまり意味のないことになりました。今では自分なりの美しさを発見することが楽しみです。
コツは、ひと目を気にしたり、正しいかどうかという答えを探すのではなく、迷ったときや悩んだときこそ、
「その選択・行動・決断を私は美しいと感じるか?」
「美しくあるために、私には何ができるか?」
と問いかけてみるのです。

褒められたときには素直に受け取る。

日本には、「美しいね」と言われたときに、「いえいえ何をおっしゃいますか」と謙遜することを美徳とする文化があります。

謙遜は、確かに日本の美しさの一つであると思います。ただ、人から言われたことを否定したり、疑ったりすることとは区別されていることが大事です。

以前は、イタリア人の友だちから「目が美しいね。」と言われても、「そんなに美しい目をしたあなたたちが何をおっしゃいますか」穿った受け取り方をしていました。

今は「美しいね」と言われたら、否定したり、疑ってみるのではなく「ありがとう。そうね。私も気にっているの」と答えています。

最初は言葉にだせなくても心の中だけでも素直に受け取るようにすると不思議と体の奥からエネルギーが沸いてきますよ。

あなたを本当の自由へと導くUDARA無料書籍ご請求はコチラ
http://inner-reflect.com/contact.html