第3話-20200605 古代レムリア世界のテレパシー伝達システムとは?

マリアレイ

【カフナ、チャント、フラ】

私のレムリアの物語は、2016年に書き始めて、そして、気がつけば、2020年になっていました。
あっという間に、時空を超えて、今が、その時だと感じたので、また、その続きを書いていきます。(早すぎると、伝わらないことってあるんです。)

ここまでの物語では、こう、お話ししてきました。

「ハワイアンに伝わる文字を持たない文明の伝承法は、かなり、シンプルなものです。それは、たった3つのシステムです。

カフナ、チャント、フラ。

この3つのシンプルなシステムを高度に組み合わせて、何千年にも語り継がれてきた高度な文明は、風を読み、波を読み、星を読んで、広い太平洋を自由に航海してきたのです。」

このことは、実は、古代レムリア世界のテレパシー伝達システムにも、深く繋がっています。
現代のハワイにおいても、限られた人々の中で、秘されて、静かに伝え続けられているものがあります。

まさに、何万年もの時空を超えて、正確に伝え続ける伝統的でシンプルで暖かい古代ハワイアンたちの中に秘された人類の叡智をシェアしようと思います。

マリアレイ

 

(1)カフナ

カフナのことを英訳した文章には、大抵の場合、『神父』『神に使えるもの』という意味に訳されています。
ある意味、その英訳もあっていますが、もう少し、深くお話ししてみます。

古代ハワイ語のカフナとは、専門家のことを言います。

古代ハワイでは、薬草のカフナ、波を読むカフナ、風を読むカフナ、雲を読むカフナ、雨を読むカフナ、月に精通したカフナ(ハワイ語の月の呼び名は、今でも、新月や満月の呼び名と同じように、毎日の月に名前があります。)他にも、星を読むカフナは、重要な役割を持っていました。

高度な星や風、波、雨、月など、大自然の中にある情報を、統計的、体系的に網羅して、文字がないまま、すべて、記憶して使いこなうことができるためには、どうしたと思いますか?

これは、伝承の中での話なのですが、子供たちが、カフナを選んで、そのカフナの後について行って、カフナの家で、一緒に寝泊まりをして、弟子入りして、毎日、カフナが亡くなるまで、生計を共にして、毎日のすべてをカフナから学ぶというのです。

古代のハワイでは、食べるものも厳しい社会であったろうことが想定されます。
子供たちの中で、記憶力に優れ、健康に生まれつき、自分の生涯の師匠を直感で感じることができる子供が、かなり幼い時代から、そのカフナとともに暮らし始め、もう、親元には戻らなかったと言います。

カフナの家には、村人から、たくさんの貢物やお供えがありますので、カフナと暮らすことは、ある意味、食べるものが保証されるということにもなり、優秀な子供たちが、生き延びて、カフナの持つ、ありとあらゆる智慧を実践的に覚えて、やがては、代替わりして、カフナに成長していくという、古代ハワイアンならではの、高度な叡智を継承し続けるカフナのシステムがあったのです。

このカフナの中で、生まれながらに、カフナの厳しい修行をする運命にあった子供は、アリイ(王族)の家に生まれた男子でした。

実際に、王となるものには、3歳の時点で、信じられないような試練が与えられました。
その試練に生き延びることができたものだけが、王となるものとして生まれた男子として認められ、王となるための教育過程で、徹底的に鍛え上げられていくことになります。

ある王には、172人の子供があり、子供たちは、王の後継者として、厳しい教育を受けていたと言われています。

その王となる子供たちの教育係のカフナのことを特別に『アリイ・カフナ・ヌイ』と呼びます。
現在のハワイ諸島には、全部で、6名しかいらっしゃらないということです。

私は、その中の最高位のアリイ・カフナ・ヌイから学ぶ機会があり、このお話をお聞きしました。
そして、「マリアレイが、日本に帰ってからも、アロハ・スピリットを実践し、ちゃんと、アロハがわかったら、このことをシェアしても良い」という許可をいただきました。