「アシュタールの導きによって歩んだ数奇な人生」〜レディ・アシュタール テリー・サイモンさんに聞いてみた(2)〜

アシュタールは最初に「自動書記によって、彼の名前を教えてくれました」。それは、私がカルマ浄化のコースを受講していたときのことです。このときのことや、アシュタールがどのようにして、少しずつ自分の名前を明かしていったのかについては、私の自伝である『レディ・アシュタール・ストーリー』で紹介しています。

【自覚されていなかったギフト】

前回、アシュタールを長年にわたってチャネリングしてきた「テリー・サイモン」さんに、アシュタールについて色々と聞いてみたわけですが、今回はレディ・アシュタールと呼ばれる「テリーさん自身」について、お話を聞いてみました。

テリーさんは、幼い頃からチャネリングというギフトを持っていたのですが、それはうっすらと実感していただけで、完全に自覚して使えるようになるまでにはかなり時間がかかったのだそうです。

 

【無意識にギフトを活用していた教師時代】

——テリーさんのチャネリング能力は生まれつき持っていたものなのでしょうか?

私の親族には、同じような能力を持つ人が大勢いるので、私の能力は「遺伝的なものである」と信じています。自ら身につけようと思ったわけではありません。スピリチュアルなガイダンスを発信したり、情報の源として活動することを願っていたわけでもないのです。

でも、このギフトがもたらされたのは、子供の頃だったので、私は自分の能力を理解できておらず、「本当にその力に気づいたのは、自分に目覚めがもたらされた後のこと」でした。

——幼い頃から能力は秘められていたけれども、それを活用できていなかったわけですね。テリーさんは教師として働いていたそうですが、そのときもまだ活用していなかったのでしょうか?

学校で教師として働いていたときにも、私はこのギフトを利用していましたが、自分自身でそのことに気づいていませんでした。私にとっては、「自分がしていることは、誰でもできることだと思っていましたし、特別なことだと思っていなかった」のです。

私は人々やペットがこの世界から移行するのを、子供の頃からずっと見ていました。このような感覚は生まれつきであり、遺伝的なものだったのですが、教育者としてこのギフトに意識レベルでは気づいていませんでした。そのような気づきが訪れたのは、もっと後のことになります。

 

【アシュタールが指示した大学は実在していた】

——アシュタールとの出会いによって気づきが得られて、それからテリーさんの人生は大きな変化をとげるわけですが、教師を辞めてから、メタフィジックス大学へと通ったのは、アシュタールの導きなのでしょうか?

はい、その通りです。アシュタールが大学へと私を導いてくれました。私がトランスチャネリングを仕事として開始したときに、メタフィジックス大学で学ぶようにとアシュタールからのメッセージがありました。そのときに、「大学の名前まで正確に伝えてくれた」のです。