今世で目を背けた宿題は必ず来世に持ち越される。 ~幸せなカップルや夫婦になるためにすべきこと~

男は女性に比べて精神年齢が子供ですから、褒められて育つ男は意外に多いのです。

「わざわざ説明なんてしなくったって分かってくれてると思ってた‼︎」

恋人や夫婦の喧嘩なんかでよく使われてるセリフですよねw

でもそれって、もしかしたら……あなたが勝手に自分に都合の良いように
相手を解釈していただけかもしれませんよね?

特に基本、男は言葉にして伝えないと理解できない生き物だったりするんです(汗)

でも女性は、たとえば、彼の機嫌が悪くなったりするのが怖かったり、
極論、彼を失うのが怖かったりで、心はモヤモヤしていても不満を引きずったまま
そこに目を向けないようにしてしまうケースが多いように感じます。

そして遂に我慢の限界が来て、女性が怒りを爆発させた時……
男は豆鉄砲を食らったかのように驚きながら

「は⁉︎ なにこんな事くらいで切れてんの?」とか
「そんなに嫌だったのなら最初にそう言えばよかっただろ⁉︎」とか。

売り言葉に買い言葉の応酬が始まって、ドンドン事態が悪化していく事もよくある話。

 

人は誰しも時に間違いを起こすもの。

それと同時に、失敗や意見のぶつかり合いから学ぶ事も沢山ありますよね。

「喧嘩するほど仲が良い」とは昔の人もよく言ったもので、傷付く事を怖れず
根気強く相手に自分の気持ちを伝える事で、人は成長し、愛もまた育まれるものなのではないでしょうか。

男と女はそもそも考え方も価値観も違うところが多かったりするのだから
お互いが愛し合って一緒に居ることを決めたのなら、良いところも悪いところも含めて
相手を認め、赦し合う事が、円満な関係性が築く秘訣なんじゃないかなと感じます。

結婚式をした人は神父の前で誓ったはずですよねw
「病めるときも健やかなる時も……」と。

日々の暮らしの中で、会話を面倒臭がらず、不満を溜めることなく、パートナーに対して
「私の為にちょっとこうしてほしい」と素直に気持ちを伝えあえる二人である事が大切ですね。

相手の嫌な部分に目を背けて過ごしていく事は一見とても楽に感じるかもしれませんが
その嫌な部分はずっと変わる事なく、心のシコリとなって残るものです。

自分の欠点や、相手の嫌な部分に目を背けて生きていては、結局、その恋人と破局を迎え、
新しい出会いを掴んだとしても、また同じ事の繰り返すことになるかもしれません。

また、臭い部分に蓋をし、放置した場合、今世を終え、来世に生まれ変わった先でも
また同じパートナーや、似たような課題が、あなたに課せられてしまうのです。

人生とは修行ですから、今世で目を背けた事は、来世で必ず宿題として課せられます。

だからどうか、嫌な現実に目を背ける事なく、まずはあなたから相手に対して歩み寄る努力をしてみましょう。

その努力は決してあなたの人生にとって無駄なものではないのですから。

そして少しでも、あなたの努力によって、相手もまた歩み寄る努力をしているように感じる事が出来たなら、大袈裟なくらいに相手に感謝の気持ちを伝えてみましょう。

男は女性に比べて精神年齢が子供ですから、褒められて育つ男は意外に多いのです。

急に料理好きになった旦那の多くは、奥さんに「美味しい! 上手だわ!」と褒められた事がきっかけだったりするものです(笑)

恋は1人で出来るものですが、愛とは互いに育てるもの。

恋に恋しているだけじゃ、いつまでたっても幸せにはなれません。

あなたの考え方が変われば、もしかしたら二人はもっと幸せになれるかもしれませんよ?

 

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