「ありがたや 高野の山の岩かげに 大師はいまだおわしますなる」
弘仁7年(816)に、空海によって真言密教の道場として開かれた高野山。
弘法大師は、今でも奥の院の御廟に座し、生きて人々を救済しておられるといいます。
空海は入定前に
「私に逢いたくば、遍照金剛と唱えるがよい。必ずその人と笑い、泣き、共に生きよう」と仰られたと言われています。
その言葉のとおり、真摯に弘法大師を求める人は、南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)と唱えて、奥の院を目指し歩く……。
「生きているうちに幸せをつかみ、生きながらにして仏になるのだ」
空海は室戸岬で修行中、明けの明星が口から入って身体を貫くといった体験をしました。
それによって、空海は悟りを開いたといわれます。
高野山は、確かに何かが違う。訪れる人の多くがそう感じると言います。
特に、奥の院への参道を抜け御廟橋を渡った瞬間から、凛として精妙な空気に一変します。
それは、厳粛なのに、静かでたおやかな霊気。
体験したことのない粒子の細かさ。
弘法大師は参詣する人をこの橋まで向かえ、ここまで見送られるといわれます。
高野のお山で、命の源である大自然に身を委ねれば、ひと時、お大師さまの愛に抱かれる。
「2021年6月15日」空海生誕の日。
高野山より、初オンライン「法話」の無料生配信!!
厳かに行われている張り詰めた空気の中、
このコロナ禍を生き抜くための智慧をお話し下さるのは、
現在、総本山金剛峯寺執行、高野山真言宗教学部長、高野山真言宗国際局長、
高野山布教研究所所長、高野山高等学校校長。高野山真言宗 醫王寺住職。
まさに金剛峯寺実務面のトップである、橋本真人(はしもとしんにん)師。
現地でも初の試みとなる、ご法話のオンラインによる無料配信です。
ぜひ、この機会に、時空を超えて空海のエネルギーとつながってみてはいかがでしょうか。
橋本真人(はしもとしんにん)師プロフィール
1962年、大阪府岸和田市に生まれる。
1985年、高野山大学文学部密教学科卒業。
高野山高等学校教諭、高野山専修学院能化、高野山大学非常勤講師、高野山真言宗教学部次
長等を経て、現在、総本山金剛峯寺執行、高野山真言宗教学部長、高野山真言宗国際局長、
高野山布教研究所所長、高野山高等学校校長。高野山真言宗 醫王寺住職。
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~コロナ禍を生き抜く智慧~橋本真人師
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