【思考があなたの運命を支配している】〜キプロスのカズコより〜Part.2

人生の重要な曲がり角に差し掛かる時や、大きな運、不運が訪れようとしているときは、必ず、顔に変化があります。

人の顔には、その人の情報が詰まっています。

観相学は占いではありません。

仏教僧で中国禅宗の開祖である、達磨大師が「人相のもとは脳にある」とする研究をして、中国、朝鮮の皇帝へと受け継がれて行きました。

「達磨さんが転んだ」というフレーズは知っている人は少なくないでしょう。

でも、達磨大師とはどんな人? と思う人もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。

達磨大師は、インドで若くして悟り、伝道師として中国に渡りました。

しかし、命がけでシルクロードを越えて、中国に行きましたが、当時の中国は戦の真っ只中で、誰も達磨大師の仏教の教えに耳を傾けてくれませんでした。

その後、長い間、9年間、壁に向かい瞑想をし続けました。

その時に、人の顔はみんな違うことに気づきました。

同じ顔の人はいないこと、そして、性格や職業によって共通点を見つけ、さらには、吉凶を表わす顔の分類までにも到達しました。

生まれた子供は親から引き継いだ顔形だけではなく、その人の育ちや学んだことが、顔を作り上げているということに至りました。

達磨大師は混沌とした中で、不安に怯える人達に「あなたの運勢をみて差し上げましょう」と、人の顔から運勢を見る事を始めました。

ちなみに、日本の禅宗を広めた人は、道元師です。

禅宗は座って悟というイメージを持たれるのは、達磨大師が長い瞑想の時間をきっかけに生まれたのが禅だからです。

座ること(座禅)により頭を空っぽにし、顔を治すという座禅の教祖でもありました。

その達磨大師は、1人ひとりの思考の中にある考え方によって顔は描かれていること、そして、それは変化すること、それは、まさしく「思考こそが、顔つきを変える」ことを意味しています。

中国の皇帝などが、庶民に教えなかったのは、先祖は七代まで遡ると考えていたからです。

近年の遺伝子行動学でも、遺伝子の影響は七代まで遡ることが研究にて証明されています。

1500年以上前に、顕微鏡や医学も発展していなかった時代の達磨大師がすでに発見されていたことには驚かされます。

その思考が出来るまでには、段階があります。

3歳、10歳、20歳という、3回の節目があります。

日本では表現される「三つ子の魂百まで」という諺があります。

意味としては、《幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。》

3歳で自我が生まれ、10歳で大脳ができあがり、20歳で人間の成長期が完了し、成人になり、大人として生きて行きます。

顔の素材を見る前に、その人を見た時に、明るい印象を受けるか、暗い印象を受けるか、どちらかになります。

ですから、もしも、運を良くしたいと願うのであれば、この印象さえ変えてしまえば、明るい印象を齎すことが出来れば、あなたには運が良くなる兆候があるということです。

 

もう少し、はっきりと運気を上げたいと願うのであれば、目と眉を変えることです。

特に女性は、お化粧で印象を明るくすることが出来ます。

人によっては、眉をそり落としている人がいますが、眉は観相学の中で大事な部分ですので、剃り落としてしまうと、後々、運気が下降する時期が出て来ます。

描き足すぐらいの方が、運気を上げることが出来ます。
観相学では、メディアで騒ぐ美人であっても、逆に、運勢としては、苦労するという人相があります。

人の造作は数ミリほどしか変わりません。

微妙な違いだけで、人の顔の印象が変わります。

特に、婚活を頑張る人は、眉は顔の中で印象を大きく変えるパーツであり、眉を変えるだけで運命さえも変えられると言えるほど、重要視します。

人の顔には、良い運の顔だけの相とか、悪い運の顔だけの相といった偏った例はありません。

必ず、その人の人相には、良い面と悪い面の両方を備えています。

人生の運気は5つの運気が主流となります。

目と眉を見ただけでも、その人のそれぞれの形によって、性格、財運、愛情運、仕事運、健康運、人気運が分かります。

良い面は強調し、悪い面はカバーして行くことで、必ず運は好転して行きます。

中年以降は、あなたの持っている運が必ず、顔に現れます。

特に、人生の重要な曲がり角に差し掛かる時や、大きな運、不運が訪れようとしているときは、必ず、顔に変化があります。

いつも、申し上げていますが、その顔を作る素である思考はプラス思考であり、環境、人間関係、食べる食材、身に着けるパワーストーンも大事です。

常日頃から、良い思考・想念を持ち、顔つきを明るく心がければ、そうすれば、運を呼び込む顔を出すことが出来るでしょう。

さらに、幸運体質を維持するためには、ご自身の運だけを考えるのではなく、人を思いやる心も大切です。

「運」は、謙虚に自分を見つめ、常に、感謝をする者に与えられるということを忘れないで下さい。

ありがとうございます。

 

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