フルーツと宇宙エネルギーが導く、次世代の食のかたち~果実と水が育む新しい生き方~

フルータリアン栄養学

「フルータリアン栄養学」の提唱&実践者・福田カレンさんは、15年来のフルータリアンで1日1食という「光の栄養/宇宙の情報を体に取り入れる食事」をしていらっしゃいます。それは、「フルーツと少食で感覚を研ぎ澄まし、高次元にアクセスする」という食事。そんな福田カレンさんのお話をご紹介します。

食事の在り方としてのキイワードは「調和」

私たちは現在、物質文明から精神文明と根本的な移り変わりの中にいます。その移り変わりの中で、食べるということについても今までと違った関わり方をしていく、そういういう時期にいるんじゃないかと思っています。物質文明の時には、美味しいものをたくさん食べるとことが楽しかったわけですけれども、それと同じ食べ方をいつまでもしていていいのだろうか、と思うわけなんです。

精神文明に移行した時の食事のあり方としてのキーワードは「調和」だと思います。この「調和」にもいくつかの意味があって、1つは地球環境と調和した食べ方。地球環境と調和しているとは、1つはやはり少食、より少なく食べるということだと思います。

もう1つは、「フルーツ」がポイントになると思います。なぜかと言うと、動物にはそれぞれ食性があります。私たち人間の食性は何かというと、霊長類ですから果食動物なのです。果食の「果」はフルーツ、果物の「果」ですね。地球という大きな1つの生命循環の中で果物を食べることは、人間にとって調和した食べ方なんです。もう1つ調和について考えた時に、エネルギー的に調和しているということがあると思うんです。

フルータリアン栄養学


フルーツにある本質的なエネルギーとは

フルーツは食べものの中で1番消化がいいのですね。消化がいいということは、消化器官に負担をかけません。よく見るのは、マラソンをしている途中に、バナナ食べたりしますよね。走りながらバナナを食べて大丈夫なのは、消化が良くすぐに使える状態のエネルギーができるからです。人間の体にとって、フルーツという食べものは、身体に負担をかけないけど、しっかりエネルギーになるということだと思います。

物質文明から精神文明に移行していくと、物質に現実味を見出す割合はどんどん減っていくわけですから、食べものという形になったものを食べるのではなくて、食べものの背後にある本来的で本質的なエネルギーの方に、私たちの注目がどんどん向いていくことになるはずだと思うんです。では、本来的なエネルギーとは何かと言うと、それが「宇宙から届く情報」というわけです。

果物は太陽の光を浴びて、大きくなって、そして熟していきます。太陽の光というのは、太陽の情報であり、太陽系の情報であり、宇宙の情報が含まれているわけです。そして、水には情報を記憶する、情報を映しとる働きがあります。果物というのは重さの98%ぐらいは水分なわけですから、その水分には太陽からの太陽系からの宇宙からの情報がもうみっちり書き込まれているわけです。そういう水を、その情報を、そのまま私たちは食べているわけですね。

また、不食でご飯を全然食べないで生きていらっしゃる方々がいます。そういう方々は、食べものという形を介さずに、エネルギーを直接的に、プラーナとか言われるような、そういう形のないものを直接的に、形あるこの肉体のエネルギーにすることができる。何らかのきっかけで、身体のシステムが切り替わった、そういう人だと思うんです。誰かできるということは、誰でもできるということだと思うんです。それをできなくしているのが、「意識」だと思います。

私たちにとって食べるというのはすごく刺激が大きいです。断食した方は分かると思うのですが、食べるっていうことほど、いろんな感覚を総動員することはありません。食べることの快楽はものすごく大きいんですね。なので、それを諦める、手放すというのは、このマインドにすり込まれた思い込みと、この感覚的なことと両方を乗り越えていかないと、手放さないといけないので、一丁一旦にはできない。

私も、長い間かけて、何年もかけて徐々に食べる量を減らしてきていきました。「ならば、わたしもフルーツだけで!」とやってみると、すぐに挫折してしまいます。長い目でみて、だんだん身体の面と思考の両面から少しずつ行っていくのが結局は近道だと思います。

フルータリアン栄養学


それぞれのフルーツの役割~私たち人間にフルーツが与えるもの~

フルーツによって、持っている役割のようなものが微妙に違うんです。フルーツを主食にしていると言うと、「もしフルーツの中から1種類だけ選ぶとしたら何ですか?」と聞かれることがあります。私はどれも美味しいと思って食べているので、1つだけ選ぶのはすごく難しいんです。

あえて言うとするなら、レモンかな、と思います。レモンは、利用の範囲がすごく幅広いのです。水にただ絞って飲んでもすごく浄化力が高いし、コールドブレスジュースを絞る時には酸化防止になるし、ドレッシングとかにも使えるし、料理にも使えるので、レモンかなと思ったんですよね。レモンは柑橘類ですね。柑橘類は浄化を助けてくれるし肉体次元の近くにあるもの食べ物です。日本でも手に入りやすく種類も多いです。

そして、ベリー類。イチゴとかブラックベリーとかラズベリーとか、私は大好きです。ベリー類も浄化力がすごく高いです。ベリーは精神のレベルにも対応しているので、思考とか感情とか霊性のところにも手が届いている。そういうフルーツがベリーです。そういう風に、フルーツそれぞれに働きが少しずつ違います。またチャクラとの関わりもあります。そういうこともまた5月18日から始まる講座の中でもお話ししていきたいと思います。

福田カレンさんの「フルーツと少食で感覚を研ぎ澄まし、高次元にアクセスする」を、福田さんから直伝で、オンラインで認定講座として開催します。講座では、15年来のフルータリアンで1日1食の 福田カレンさんがどのように実践してきたのか、その背景にある文献の内容もご紹介する、本格的なフルータリアン講座です。

開催は、2025年5月18日(日)からです。詳細は、こちらからご確認くださいませ。
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=4823