スピリチュアル、好きですか?
スピリチュアル。今も、益々ブームが広がっています。それだけ多くの人が、物質的なモノだけではなく精神的な存在、霊的な存在に意識がシフトしてきたのだと思います。
さて。スピリチュアル、好きですか。正直にいうと、私はどちらでも良いと思っています。私自身は不思議な世界も信じていますし興味もあります。
スピリチュアルが好きで心身が癒され、満たされるなら大変結構なことだと思います。誰も、それを否定する権利なんてありません。
ただ、それだけスピリチュアルが世間に浸透して来たからこそ出てきた問題もあります。それは、スピハラ。
スピハラ?
スピリチュアル・ブームだからこそ真剣に考えた方が良い問題。それがスピハラです。
スピハラとは、スピリチュアル・ハラスメントの略です。
つまり、スピリチュアル的に誰かを困らせることです。
スピリチュアルは、そもそも精神レベルを上げるためのツールです。でも、それが有害になってしまっては本末転倒ですよね。
そこで、今回は一緒に、スピハラについて具体的に見ていきましょう。
スピハラの具体例は?
●メンターになりたがる
スピリチュアルを学ぶと、ついつい普通の人より少し成長したような、大きくなったような気持ちになる人が多いようです。
なので、善意だとは思いますが「私、あなたより上の立場なのよ!」というオーラを振りまいてしまう人がいるようです。特に、相談されてもいないのに助言をしたがる人は要注意です。
スピリチュアルに限ったことではありませんが、助言というのは実は簡単なようで難しいものです。相手にとって伝わる言い方をしないと逆効果になってしまう場合もあります。また、相手がスピリチュアル好きではないのに、無理にその価値観を押し付けてしまうと、怪しいカルトの人と同じと思われてしまいます。そうなってはメンターどころか危険人物にされてしまいます。くれぐれも上から目線には気をつけて下さい。
本当に尊敬される人は自分から売り込まなくても相手から自動的に尊敬されます。場合によっては、相手から「弟子にして下さい!」と言って来るかもしれませんし「私のメンターになって下さい!」と言って来るかもしれません。
特にスピリチュアル分野は好き嫌いが大きく分かれるので気をつけて下さい。