★猛り狂う天変地異を西洋占星術から考える。猛暑は「のんびりせよ」という地球からのメッセージ。なくしたものを取り戻す時期。

こんにちは。生き物大好きな占い師&教員&気象予報士&物書きの金子大輔です。
今年は東京で-4℃を記録したほどの酷寒から始まり、西日本豪雨、記録的猛暑、北海道胆振東部地震、25年ぶりに「非常に強い」というランクで上陸した台風21号……大きな災害、シビアな気象現象が相次いでいます。

各タイミングのホロスコープを並べてみると、西洋占星術的にもある特徴が浮き彫りになってきました。
私もまだ解読中なのですが、今回は現時点で感じていることをお話したいと思います。

 

●平成に入って鳴りを潜めてしまった価値観

昭和末期には、「地球が人類に怒っている」という価値観がメジャーで、童話、アニメ、映画、オカルト……さまざまな場面で語られたものです。
バブルで浮かれる一方、環境問題も深刻化して「人類はちょっと調子に乗り過ぎているな」と反省することが多かった時代と言えます。

こうした価値観は、平成に入ってだんだん耳にすることがなくなってきました。
長引く不況で、経済を立て直すこと・なんとか生活していくことに躍起になり、地球環境を思いやる余裕がなくなってしまったのだと考えられます。

 

●平成に入って激化した自然災害

それに伴い、自然災害も激化したように感じます。
阪神淡路大震災、東日本大震災はいわずもがな、気象も極端になり「観測史上初めて」という言葉を聞くことが珍しくなくなりました。
1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨(滝のよう、前が見えない、傘はまったく無意味)の観測数は、1975年には全国で年間150回程度だったのが2018年には250回程度まで増加しています。

 

●もう一度、地球の声に耳を傾けることを思い出す時期

占い師としてスピリチュアルに解釈すると、やはり地球が警告を発していると言わざるをえません。
日本人はもともと、虫を殺すのも憚るような民族ではなかったでしょうか。
それがいつのまにか、他国以上に、すぐ生き物を駆除する(殺害する)という手段に走るようになってしまいました。
自然を蔑ろにしている感が拭えません。

先月、ニューヨークのマンハッタンで3万匹のミツバチが出現する「事件」がありました。
ミツバチは掃除機で吸い取られ、巣に帰されたということです。
もし今の東京だったら、殺虫剤で皆殺しにして終了、になっていなかったでしょうか……。

また、ある駅で、駅員がツバメの巣を撤去したことがニュースにもなりました。
フンなどによる被害も想像できますが、ちょっとした工夫で防げます。
なんでもかんでも、社会活動や仕事に邪魔なものは安易に殺戮する、そうした偏狭でセコい行動を地球が歓迎するはずがありません。

 

●猛暑のメッセージは特にわかりやすい

地球が日本人に対して、特に強烈に発しているメッセージは「心が貧しくなるまであくせく働くな。経済成長を求める時代は終わった。経済成長以外の生きがいを見つけなさい」ということだと思います。

1980年代にはしばしば言われていた価値観であることが思い出されないでしょうか。
特に猛暑は「のんびりしなさい」という警告と考えて間違いありません。

一般に、暑い国ほどゆる~い文化になり、仕事もいい加減な傾向にあります。
あくせく動き回ると熱中症の危険があるためです。
多くの日本人がこのことにうすうす気づいていながら、リーマンショックなどを経験した不安もあって、「のんびりすべき」「人類は謙虚さを取り戻すべき」という意識に必死で蓋をしてきた感があります。

政府は産業界の顔色ばかり窺い、さらに出生率を増やそうとさえしています。
働き方改革はなかなか進まず、依然として「至る所ブラックだらけ」です。

このままでは、あと100年経っても日本の労働環境が欧州並みになっていることは絶対にないでしょう。
そこに地球が愛のムチをビシビシ打ってきているのです。
このまま「わからず屋」を貫くと、地球そして宇宙に見放されてしまうにちがいありません……。

 

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