【西洋占星術】木星・土星から見る2018年の開運ポイント。トイレをきれいに使い、小さな生き物を助け、物を大切に扱おう。

いわゆる「よいこと」には、陽徳と陰徳があります。

こんにちは。生き物大好きな占い師&気象予報士の金子大輔です。
月日が経つのは早いもので、もう「あけおめ」というムードではないですが、2018年はどんな年になるか、どんなことに気をつけるとよいか、を西洋占星術で考えていきたいと思います。

 

●運勢の波も様々

海の波には大波、小波、うねり、津波などいろいろな種類があります。
運勢の波にも同じように、様々な波長、振幅のものがあるのです。
あまりに大きい波だと影響期間も長く、日常生活で私たちが実感できなかったりもします。
そこで今回は、私たちがもっとも実感しやすい運勢の波を司る「木星・土星」に着目していきます。

 

●2018年の木星の動き

2018年は木星がさそり座からいて座へと動きます。
その際に、冥王星や海王星と「吉」の角度を取り、それぞれの星が協力し合うような関係になります。
今年(特に前半)は明るくうきうきした気分を味わう人が増えそうです。
また、過去のよい行いが報われやすい星並びとも言えます。

 

●土星の動き

一方土星は、やぎ座の中を移動していきます。
やぎ座と土星は相性がよく、土星の力が存分に発揮されるでしょう。
必要以上に多忙になったり苦労を背負い込んだりする人が増えそうですが、地道ながんばりがやがて評価され、必ずやご褒美が用意されているような星並びと言えます。

 

●2018年にオススメの活動

前半は、一つの事に打ち込んだり、一人の人とじっくり付き合ったりすることがオススメです。
後半は国際的な活動をしてみたり外国人と接したりすることで、運気がアップしそうです。
海外旅行や留学、中高年の方でも再度大学に入ることなどを検討してみてはいかがでしょうか。
そして、年間を通して何より大切なのは「陰徳を積む」ことと言えます。

 

●「陰徳を積む」とは?

いわゆる「よいこと」には、陽徳と陰徳があります。
陽徳は、他人に知られるようによいことをすることです。電車でお年寄りに席を譲ったり、ボランティア活動に参加したりするのが陽徳の例です。

一方、人知れずよいことをするのが「陰徳」です。
公衆トイレ(特に個室)をきれいに使う、誰もいなくてもドアを優しく閉める、アリを踏まないように注意して歩く、水たまりに落ちている羽虫を助ける……他人の目を必要としないので、むしろ陽徳よりも簡単に積み重ねることができるのが陰徳です。
しかし、歪んだ功利主義に支配されている現代人は、つい疎かにしがちなのも事実です。

 

●陰徳が報われやすい星並び

陰徳のポイントが一定数溜まると、「奇跡」が起こると言われます。
また、俗に「よいことが起こると、次に悪いことが起こる」などと言われますが、陰徳を積むことでこれを避けることができるのです。
急激に頂点まで上り詰めた有名人が、突然転落してしまう例は枚挙にいとまがないですが、けた外れの幸運を手にした以上は、並外れた陰徳を積むことが要求されてしまうのです。
そして、2018年。

冥王星と木星が協調関係になるので、とても陰徳が報われやすい星並びと言えるのです。
誰も見ていないところでこそ、善いことをする、褒められようとか認められようなどというセコイ計算を捨てることが、今年の運気アップのカギとなりそうです。

 

(金子 大輔)

 

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