【射手座編1】モッくまくんのはれんちギリシャ神話分析 ~ 野性味と知性を併せ持つ者 ~

射手座

占星術家の木星です!

 

射手座までやってきました、12星座神話の分析~。

残すところあと4神話。
みんな楽しんでくれてます??

それでは射手座神話のご紹介から♪

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賢者ケイローンの物語

半人半馬のケンタウロス族は、酒と色を好む
野蛮な種族でしたが、
その中に、異彩を放つ賢者がおりました。
ゼウスの父親、かつての最高神の血を引く、
ケイローンです。

ケイローンは、
太陽神アポローンから医学と予言を、
月の女神アルテミスから狩を学び、
たいへん聡明で思慮深い人物でした。

また、神の血を引くことから
不死の魂を持ち、
ヘラクレスを始めとする多くの英雄たちを
育てています。

神々から一目おかれる存在だった
ケイローン。けれど、
その最後は、ひどくあっけないものでした。

教え子でもある英雄ヘラクレスと
ケンタウロス族のいさかいに
巻き込まれ、
ヘラクレスの放った弓矢が
誤ってケイローンの膝に刺さってしまいます。

射手座

矢じりには猛毒ヒドラの血が塗られており
不死のケイローンは
未来永劫の激痛に耐えねばなりませんでした。

たまりかねたケイローンは
全知全能の神ゼウスに頼み、
男神プロメーテウスに
不死の命をゆずります。

そうして、最後はヒドラの毒に
おかされて、激しい痛みの中、
息を引き取りました。

その死を惜しんだゼウスは、
ケイローンの姿を星にかたどり、
星座にしたと言います。
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木星
「さーて分析、入っていきましょうか♪」

モッくま
「ケンタウロス族と言えば、
神をも恐れぬ、おゲレツ集団。
女性が大好きで、
人妻を襲ったりなんだったりと、
度々ハレンチな事件を
起こしてますよね。

最近マジメな話が多かったので。
やっとこの辺りでハレンチに
寄せることができて、ホッとしています」

木星
「意外と、誠実ww

確かにね。ケンタウロス族は大の好色。
血気盛んで戦も大好き」

モッくま
「そんな一面が、射手座さんにも
あるってことですね」

木星
「実際、射手座に多く天体のある人は
恋にオープンな人が多いわよ?
複数、恋人を持つのが自然って
タイプもいるし。
射手座の質をとことん謳歌していればね」

モッくま
「まぐあいは、スポーツだ!!!

みたいな謎の明るさですよね。
分かります」

木星
「でも一方で、思索にふける哲学者みたいな
一面もあるし」

モッくま
「そうですよね~。歴史や宇宙論とかに
興味持つ、ちょっと近寄りがたい
射手座さんもよく見かけます。

この辺りの二面性が、
下半身馬、上半身賢者のケイローンに
良くあらわれていますよね」

木星
「もう少し突っ込んで言うとね。
既に、12星座神話も終わりかけ。
このサイクルを
『人の成長ストーリー』と見るとき。
後半の4星座には、共通性があるの」

モッくま
「共通性?」

木星
「なんだかわかる?」

モッくま
「う~ん。
射手座、山羊座、水瓶座、魚座の
4星座ですよねえ……」

木星
「答えはね。
すべてのサインに、
『潜在意識を扱う者』としての
象徴があるのよ」

モッくま
「え! そうなんですか?」