タスマニアからのそよ風 〜ジュディスのサイキックメッセージVol.4 〜

思考は私たちを行動に促すことも怠け者にすることもできます。幸せにも不幸せにもします。はっきりとした形として認識されていなくても、間違いなくパワーをもっているのが思考であり、それは最終的には形を持つようになります。

幸せな日々を送るために

8月15日のワンデーセミナーは、「幸せになるためのサイキックエナジー 参加者一人一人のエネルギーレベルを上げるワンデーセミナー」です。私を通して皆様に注がれるエネルギーはとてもパワフルで変容をもたらす力があるようです。

ご自身を開放し、幸せにひらかれてゆく、そんなきっかけとなるセミナーにしたいと思っています。幸せな日々を送るためには日々の「思考」がとても大切な役割を果たします。少しわかりにくいかもしれませんが今日はこの「思考」について話してみたいと思います。15日のセミナーでは、幸せな日々を送るために「思考」をどのように使うのがよいのか、たくさんの気づきを得られるようにしたいと思っています。

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思考と現実

人はいつも何かを考えています。もちろん人により考えの多い少ないはあります。そして通常人々の思考には、形と言うものがなく、マインドの「ささやき」程度に過ぎないものが多いように思います。

私に関して言えば、思考は実際に形を持っています。そして色があり、イメージを持っています。驚くべき事に、私の思考は動き回っており、旅する存在でもあります。

思考は私たちを行動に促すことも怠け者にすることもできます。幸せにも不幸せにもします。はっきりとした形として認識されていなくても、間違いなくパワーをもっているのが思考であり、それは最終的には形を持つようになります。

思考は時には親切な行動を起こすきっかけになり、またある時にはちょっと風変わりなことをする原因にもなります。

思考はその時々にあなたの気持ちを支配します。幸せかどうかも思考次第なのです。

思考は予告なしに突然やってきます。素晴らしい日を創ることも、そうでない日を作ることもできるのです。

これが本当だとすると、私たちは思考を常に観察しているべきでしょうか?

しかし、この忙しい世の中で、常に思考をチェックするために時間を割くことができるでしょうか?
とりわけ、私たちがあまり良い気分でない時。思考は記憶と混ざり合って、多かれ少なかれ、なんらかのインパクトを作り出します。 そして、私たちの行動に影響を与えます。
意識的に、良い方に考えたり、悪い方に考えたりすることができます。 では、私たちはなぜネガテイブな考えを土台にして、思考を組み立て続けるのでしょうか。

思考が土台となって、マインドの中に建物を築きあげます。私たちが築きあげたものは私たちが考えたものです。ですからマインドの状態がすぐれない時に作り上げたものは、破壊者に成ることもあるのです。

奇妙なことから活発になってしまった思考も沢山ありますが、私たちが自分で飾り付けした「素敵なテンプレート」から生まれた思考もあります。そして、いつも自分自身のテーマがモノの見方を支配してしまうような、そんなテンプレートがあるのを見つけることも可能なのです。

また思考は、私たちがどれくらいの期間熟考したかによって、素早くもなり遅くもなるのです。自分に嫌気がさしているような時には過去の様々な出来事にずっと固執して、その間じゅう、自分を叩きのめし続けているのです。こんな時は幸せでいられると思いますか。

やってきた思考は、もしかすると遠い過去の記憶に組み込まれていたものかもしれません。あなたが新しい挑戦を始めようとしている時、思考は巨大な障害物になることもあります。そしてこの大きな障害のせいで、惨めな思考の犠牲と成ることもあるのです。思考がこんな風に大きな力をもって良いのでしょうか?

そして、もしも人がそれぞれ違う考え方を持つなら、人は皆、同じ現実を抱えているのでしょうか?

この人の考えていることが理解できない、考え方や状況の捉え方がわからない、と思うことはいくらでもあります。あれこれ考える人にとって、相手の気持ちがわからないことは、落ち込みの原因になることもよくあります。そしてこのことは、人それぞれの現実はどのくらい異なるものなのか、という疑問を生み出します。

私たちの現実の大部分は幼少期に形成されます。それから、経験を通して積み重ねられて行きます。では、はたしてこの現実、人それぞれ違う現実は、人の幸福に関係するのでしょうか。

それは確か関係していると思います。全ての人間関係や議論そして選択において、人それぞれ違った現実が関係しているのです。

 

ここで二人の例に挙げてみましょう。

Aさんのケース:
一人っ子でした。両親は経済的に裕福で、上流階級の学校に通いました。一人っ子なので、兄弟と何かを分け合う必要はありません。自分のものは自分のものでした。彼女のものを他の誰かが触ったり、壊したりすることは一度もありませんし、きれいなままでした。

両親の注目を集めるために努力する必要もありません。いつでも注目の的です。興味を持ったものはなんでもやることが出来ましたし、両親もそうさせてくれました。食べ物も常に最高のものが用意されました。もしも好みに合わなければ、他のものを食べればいいだけのことです。お休みの日はいつでも素晴らしい場所へと旅をしました。

Bさんのケース:
5人兄弟です。父親の収入だけでは充分とは言えませんでした。自分のものは少なく、いつでも兄弟と兼用でした。一番大切な物ですらそうでした。食卓に出されたものは全て食べました。費用のかかる趣味や習い事は一切できませんでした。兄弟がみな、なんとかして注目を集めようとしていました。休みの日も特にいつもと変わりがありませんでした。

 

この二人の現実は同じものでしょうか? いろいろな問題に対して、同じ視点でみたり解釈したりするでしょうか?

時間が早く過ぎ去って行く今、多くの人々が自らの選択と気分によって思考が形勢されていることに気づいていません。

思考と言うものがあなたの日々の状態を作り出しているのです。ですから思考が妨害にもなりうるということにしっかりと気づくことによって、あなたは毎日をコントロールし、素敵な一日を過ごすことができるのです。

毎日をパーフェクトに過ごすことは不可能です。けれど日々前進し、何かしら楽しく、経験に満足を見出し、幸せな日を送ることは可能なのです。

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