今、生き辛さを抱えていてどん底だなぁと感じているあなたへ〜辛さを解消して、本来の人生を歩んでいきませんか?〜前編

生きづらさ

はじめまして。「生きづらさ解消専門セラピスト」の今井咲稀です。

私は毒親育ちの方の生きづらさを解消して本来の人生を歩んでいくことをサポートしています。

 

貴女は「毒親」という言葉をご存じでしょうか?

知らない方のために少しお話しすると、スーザン・フォワードという医療機関のコンサルやセラピストとして活躍している女性が、名付けたものです。

それが今、メディアを通じて浸透しつつある言葉になりました。

スーザンは「毒親」という言葉を次のように定義してます。

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世の中には子供に対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子供の人生を支配するようになってしまう親がたくさんいる。

子供に悪害を及ぼす親とはそういう親のことをいう。

(中略)

ちょうど公害を引き起こす有毒物質が人体に害を与えるのと同じように、こういう親によって子供の心に加えられる傷は次第にその子供の全存在にわたって広がり、心を蝕んでいくからである。

そして子供が成長するに従い、負わされた苦しみもまた大きくなっていく。

成長した後もなお、子供を苦しめ続ける、いわば「繰り返し継続し続けるトラウマ」とでも呼べる苦痛の原因になっている親を表現するのに、これ以上ぴったりな言葉があるだろうか?

「繰り返し継続し続ける」と書いたが、そうでなくても当てはまる例外が2つだけある。

それは「肉体的な暴力」「性的な行為」である。
これらの場合は、ほんの一回の出来事であっても子供の心に計り知れないネガティブな影響を与えてしまうことがある。

(スーザン・フォワード著書「毒になる親」より抜粋)

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生きづらさ

その毒親と呼ばれる人たちからの刷り込みや、幼い頃の思い込みにより、今の私たちの思考は出来上がっているのです。

私たちの思考の基になっている、毒親からの刷り込みや思い込み、毒親の本当の気持ちを知ることで、思考を変化させ本当の自分の人生を歩んでいくことができるのです。

私はそのお手伝いをしています。

 

■仕事を始めたきっかけ■

では一体なぜ、私がこの仕事を始めたのかというと自分自身が感じていた「生きづらさの訳」が、毒親からの刷り込みによるものが大きいと気づいたからです。

私の親は今でいう、パワハラ、モラハラ、DV、性的虐待など、毒親要素満載でした。
少し長いですが、私のヒストリーを話しますね。よかったらお付き合いください。

私が7歳の頃に両親が離婚、その後9歳の時に母が再婚しました。

その再婚相手(養父)から小学校高学年から高校卒業まで性的虐待を受けて育ちました。

養父の欲望のまま身を預けないと、口を利かない、些細なことでしつけと称して殴る蹴るを行い、私が自分の体を差し出すまで嫌がらせが続くのです。

親の欲望のまま、体を差し出さなくてはいけない学生時代でした。

母親は私が性的虐待を受けていた8年間の間、見て見ぬふり。
その母親をみて、「この人には何を言ってもダメだ。私を守ってくれる存在ではない」と思ったものでした。

生きづらさ

私は父に「お母さんには黙ってろよ」と言われ、助けてくれそうな大人が周りにいてもこわくて言い出せなかったのですね。

その後、高校の同級生に私が相談したことで事情を知った同級生の両親が力を貸してくれて、養父のいる家を飛び出し一人でアパート暮らしを始めることができました。

実家を出て、さぁ本当の自分の人生を歩もう! とするのですが、人間関係がうまくいきません。

家を出ても毒親育ちの影響が色濃く出ていました。

人との距離感が掴めなかったり親しい関係になると思い切り、負の感情(怒りや悲しみ)を相手にぶつけてしまうのです。

ですが、楽しい感情、うれしい感情はなかなか表に出せないのですね。

常にイライラ感があるのですが、その理由も、解消法もわからない状態でした。

わたしもそうでしたが毒親に育てられた子供は、大人になっていざ自分の足で人生を歩むぞ! と思った時に、必ず人間関係でつまずきます。

どこのポイントでつまずく、というよりいろいろなポイントでつまずくので、常に生き辛さを抱えて生活しているのです。

 

—— 後編へ続く ——