年末の大掃除でエネルギー的に気をつける、3つの浄化ポイントとは?

Trinity読者の皆様ならば、「掃除という行為がスピリチュアルなもの」であり、「エネルギーの流れを良くして、運気をアップしてくれる」ということはすでにご承知のことと思いますが、大掃除は「古来から年神様を迎えるために行われてきた重要な行事」です。

今年も残りわずか、新しい年を迎える準備は進んでいるでしょうか?

クリスマスを終えた年末のイベントともいえるのは「大掃除」。「ただでさえ忙しい年末に、なぜ大掃除をしなくてはいけないの?」と思う方もいるかもしれませんが、大掃除には、しっかりとスピリチュアルな意味合いがあるのです。

 

【平安時代から続いている煤払い】

大掃除が始まったといわれている時期には、諸説ありますが、「掃除」という概念が広まったのは「平安時代」だといわれています。元々、年末に行われていたのは「煤払い」と呼ばれる行事でした。現在でも、神社やお寺などでは行われていますが、江戸時代頃から、庶民でも煤払いが行われるようになったのだそうです。

 

【年神様を迎えるために家を浄める】

ただし、大掃除は今よりもちょっと早く、「12月13日」に行われていました。厳密にいうと、当時は陰暦なので、現代でいうと1月中旬頃ということになります。この日は、「事始め」と呼ばれ、お正月の準備をする日でした。この日に、「神棚や仏壇、竈」といった神様や仏様が宿る場所を中心に、家の中を掃除していました。

なぜ、このようなことが行われたのかというと、お正月には「年神様」がやってくるために、「神様が宿るような場所を綺麗にして、しっかりと家に来て貰う」という意味合いがありました。まずは、場所を浄めて、それから、貴族などは物忌みをして、自らもしっかりと浄めて、「万全の状態で年神様を招いていた」といわれています。

こうしたことから、現在では、「正月飾りを飾る日とされている、12月28日までに大掃除をするのがベスト」とされています。さすがに、忙しい年末に物忌みなどはしていられませんし、13日だと早すぎるので、時代に合わせたいいタイミングといえるでしょう。

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【掃除は運気をアップさせてくれる】

こうした大掃除の歴史をひもとかなくても、Trinity読者の皆様ならば、「掃除という行為がスピリチュアルなもの」であり、「エネルギーの流れを良くして、運気をアップしてくれる」ということはすでにご承知のことと思いますが、大掃除は「古来から年神様を迎えるために行われてきた重要な行事」です。そこで、今回は「エネルギーレベルで家を浄化できる3つのポイント」を紹介しましょう。

 

◆掃除の時は窓を開ける
寒い季節ですので、窓を全開にするというのは、なかなか勇気がいりますが、物理的に「埃が室内に充満しないようにする」という意味合い以外にも、外から吹き込む「風によって、室内によどんだネガティブなエネルギーを浄化する」という意味合いもあります。

ですので、掃除している部屋の窓だけでなく、出来ればすべての部屋の窓、さらには玄関も開けておくと、「風の通り道」が出来て、室内にわだかまっていたエネルギーを洗い流してくれます。

 

◆部屋の隅と水廻りを重点的に掃除する
埃がたまりやすく、空気がよどむことで、「ネガティブなエネルギーがたまりやすい」のが部屋の隅。こうした場所はしっかりと掃除をしましょう。埃をとった後に、お線香やセージの「煙を使って浄化」しておくと、ベストです。

同じように、トイレやキッチンといった水廻りは、「水にエネルギーが蓄積しやすい」ことから、こちらもしっかりと掃除した上で、煙で浄化をしておきましょう。

 

◆掃除機だけでなく箒も使う
以前に紹介したことがありますが、箒というのは「神聖な道具」であり、神でもあります。掃除機を使ってから、仕上げに箒を使って「ゴミと共にネガティブなエネルギーを掃き出し」ましょう。部屋全体を箒で掃除をするのが大変だという方は、「玄関だけでも箒を使って掃除しましょう」。

年神様を最初にお迎えする場所であり、「運気を呼び込む場所である玄関」は重点的に掃除しておく必要がありますので、箒の持つスピリチュアルなパワーを利用して、しっかりと浄化するのがベストです。

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どれもが、普通の大掃除で行うことと、さほど違いはありません。しっかりと、大掃除をしようとすれば、満たせるポイントです。

このようなことからも、そもそも大掃除がスピリチュアルな行事だったことがわかりますが、「箒を使ったり」、ネガティブなエネルギーがたまりやすい場所に関しては、「お香などの煙で浄める」ということを付け加えることで、「より浄められた家で、新しい年を迎えることができます」ので、大掃除の時には、是非実践してみて下さい。