最高の赤い糸を引き寄せるためにー魂を磨いて“本命”とめぐり逢う準備を

2017年という年は、スピリチュアル的にもツインソウル、ソウルファミリーと再会する年と言われています。

過去3回、近代日本の文豪をテーマに、作家の本名と筆名(ペンネーム)を姓名判断する内容を書いてきました。
今回から、姓名学から少し離れ、スピリチュアルな観点から、TRINITYの読者の皆様にとっても身近な生活のテーマも取り上げていきたいと思います。

今回は、女性にとって最大のテーマ、“結婚”を取り上げます。

 

赤い糸は1本ではなく5~6本ある—前世の課題をクリアするために

結婚に関しては、ごく一部独身の宿命を背負っておられる方以外は必ず、その人の人生で最も適した時期に、本命の異性が現われるようにコーディネートされています。
ただ、出逢う相手は、“その時の自分の人格と同じレベルの異性”になります。
すなわち、現世で結婚する相手は一般に言う「あの世から結ばれている赤い糸」ではなく、こちらの世界でどれだけ魂を鍛え、人格を磨いてきたかによって変わる『運命』の範囲です。
もちろん、“赤い糸”というのは存在します。
それは前世で恋愛をしながらも、それを実らせることができなかった異性同士が「来世もめぐり逢えたら、必ず結婚しよう」など強い誓いを立てていた場合(例:山本周五郎原作の『ゆうれい貸屋』のストーリー)などが挙げられる。

“赤い糸”は、決して一本ではありません。
多くの人は、5~6本の強い糸と絡み合っています。先程述べた前世、前々世で恋人や夫婦関係にあった間柄の糸もあれば、お互いを傷つけ合い憎しみあったまま絶交したという不幸な糸もあります。
それらの中から直感を働かせて、どれだけ温かく優しい心を持った糸を引っ張り出せるかが、現世での自分の人格レベルにかかっているのです。

 

あなたの周りにいる、幸福な結婚ができる人とできない人の特徴

一生助け合って生きてゆけるような良縁を獲得するには、やはり“現世での日々の行い”が重要なポイントになります。

例えば、あなたが勤めている会社にも、様々なタイプの方がおられませんか?

いつも笑顔を絶やさず、何か頼みごとをしてもイヤな顔せずテキパキと手伝ってくれる人。

なんとなく性格が暗そうで、こちらが話し掛けてもウンともスンとも言わない人。

休みの度に旅行へ出かけ、月曜の朝にはお土産を必ずみんなに配ってくれる人。

お昼どきやトイレでいつも他人の悪口ばかり言い、席をよく外しては屋上で独りタバコを寂しく吸っている人。

普通の感覚で“あの人はいつも楽しそうで、いい人だなぁ”と思える人は、間違いなく良い家庭を持っているか、これから良縁に恵まれる人です。
逆にいつも他人を貶めたり、積極的にコミュニケーションを図ろうとしない人々は、神様に見放されて寂しい人生を送ることになってしまうでしょう。

 

幸福は香水のごときもの—真にふりかけるべきは“無償の愛”

自分が好調な時に出逢う人は、基本的に良縁の人が多いと言えます。
よく結婚を決めた時のコメントとして、「はじめて会った瞬間にあっ、この人だとピンときた」という台詞を言う人がいますが、自分が現世での“魂の学び”と真剣に向き合い、毎日を“生かされている”ことに感謝していればこそ、神様が用意してくれた“最上の赤い糸”が登場したときに“この人が私の赤い糸だ”とピンとくるのです。

19世紀の詩人・エマーソンが、こんな言葉を遺しています。

「幸福とは香水の如きものである。人にふりかけると、自分にもかかる」

あなたが携えるべき香水は、クロエよりもシャネルよりも、“無償の愛”です。

そうやって現世で出逢った人を大切にしていけば、必ず“本命”の異性と最適の時期に結ばれ、幸福な結婚を叶えることができるでしょう。

2017年という年は、スピリチュアル的にもツインソウル、ソウルファミリーと再会する年と言われています。

昨年は、『君の名は。』という映画が、日本中に大きな感動を巻き起こしました。

主人公の学生、瀧と三葉が身体を入れ替えながら魂を共振させる、ツインソウル同士の輪廻転生と再会を描いた作品です。

あの作品は、まさに三次元の物質社会が極まったこの時代に、見せかけではなく真実の愛を繋ぐことの素晴らしさを世の魂(soul)に気づかせるために登場した、放たれるべくして放たれた神からの“光”そのものとも言えるでしょう。

天から降り注ぐ“光”をいち早くキャッチした魂が、続々とその使命を果たすべく、行動を開始しています。

TRINITYの読者の皆様が、本命の赤い糸と出逢い、本物の幸福を掴めるよう、応援しています。

 

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