2.プラスの拒否
これはプラスに考えられることを拒否してしまうことです。
例えば、仕事で何か失敗した時に上司に優しく「大丈夫、こんなミスは誰でもあるから」と言ってくれたことを誰でもミスするようなことを気づかないのか?と侮辱された答えとして受け取ります。
3.すべき思考
これは何事にも、〜すべきだ、〜でなくてはならない、と決めつけてしまうことです。
例えば、大人だからちゃんとすべきだ。初めに言ったんだから最後までやらなくてはならないなど決めつけてしまいます。
4.極度の一般化
これは一度や二度同じことが起きたことを絶対にそうなると決めつけてしまうことです。
例えば、自分は恋愛で先に好きになると絶対に失敗するや、友達と仲良くなっても絶対に人は裏切るなどです。
5.心のフィルター
これは今まで自分の人生を振り返った時に悪いことばかりが浮かび暗い気持ちになります。
例えば、部屋を綺麗に掃除したら掃除する前より綺麗になりますよね?それが綺麗になった事実より少し汚れた所が気になってしまい掃除して綺麗になった部分はまったく見れなくなる状態です。
6.早まった結論
これは具体的な理由がないのに絶対にそうだ!と結論付けてしまうことです。
例えば、なんの根拠もなく私は嫌われている。あの人が自分のことを悪く言っていると思うことです。
7.誤った自己責任化
これは直接自分に関係がないことに責任を感じることです。
例えば、会社が倒産してしまったことを自分の営業力が無かったからや、子供がわがままなのは私の遺伝子を引き継がせてしまったからだなど何でもかんでも自分のせいにしてしまう状態です。
8.レッテル貼り
これは自分で勝手に決めつけてしまうことです。
例えば、自分は何もできない人間だ。一人っ子はわがままで常にさみしいなど決めつけてしまうのです。
9.誇大視と過小評価
これは、自分のダメなところを大げさに捉えて自分の良い部分を小さく評価してしまう。
例えば、仕事で何か小さなミスをした時にもうおしまいだ、仕事を辞めなければいけない位まで考えてしまう。自分に厳しく他人に甘いでもあります。
10.感情の理由づけ
これは物事を感情的に決めつけてしまうことです。
例えば、不安に感じるからどうせ失敗するや、怒りで本来の自分とは別の考えをしてしまう時も当てはまります。
最近撮った空です。
3. 思考パターンの癖
10個のパターンを説明しましたがいま、もしかしたら当てはまる項目が多くて、不安を感じている方もいると思いますが安心して下さい。
認知の歪みとは思考パターンの癖みたいなもので、無意識の部分でやってしまっています。
ですので、こうして気付くことが何よりも大切なのです。
自分が落ち込んだ時にもう一度どれに当てはまるか読んで頂けると、これか!と見つけられると思います。
見つけた後は無理に何かをするのではなく
自分がいまどのように考え込んでしまっているかを知って貰いたいのです。
仕事が忙しくて、毎日頑張っていたら自分を責めてしまう癖が出てきます。
人は習慣性があり、同じことを何度も繰り返すと途中で変えることができなくなります。
途中で変えることができない理由は、それが「なぜそうなったのか?」が分からないからです。
頑張ることが当たり前ではありません。
幸せになれないのが当たり前ではありません。
あなたがこうして今を生きていることが既に頑張ってきたのだから。
そして今を生きていることだって本当は幸せなことなのです。
10のパターンは心を無視し、心に冷たい行動をとってしまっている状態です。
今、自分が心に何をしたか? を考えてあげられるヒントになります。
気づいてあげられたら、心はそれだけで喜び豊かになります☆
4.よっちゃんへの質問コーナー
仕事、家族などのお悩み、よっちゃんへ自信への質問、やって欲しいこと、何でもOKです! みなさまからのご質問、お待ちしています!!
《濱口善幸 さんの記事一覧はこちら》
https://www.el-aura.com/writer/hamaguchi_yoshiyuki/?c=99657