数万人の鑑定で視えてきた濱口善幸氏の 「ココロが教えてくれる幸せ」Vol.14〜10パターンの「認知の歪み」〜

心配や不安から物事をどうしてもマイナスに考えてしまう時はそこに「プラスの考えを一つ足しましょう」という話しをしました。でも、どうしてもプラスのことが思いつかない時はどうしたら良いのでしょう? マイナスにしか考えられない理由に、『認知の歪み』というものがあります。『認知の歪み』とは一体!?

• 1. プラスのことが思いつかない時
• 2. 10パターンの「認知の歪み」
• 3. 思考パターンの癖
• 4. よっちゃんへ質問&相談のコーナー

 

1. プラスのことが思いつかない時

みなさんこんにちは☆タロット占い心理学研究家の濱口善幸です。
前回のお話でVol.13マイナス思考で終わらない方法としてプラスのことを付け加える方法をお伝えしました。

数日たってある質問を頂きました。
内容は「プラスのことが思いつかない時はどうすれば?」
確かにそうですよね! いつもプラスに考えられるかというとそうできない時だってあります。
占いをしていても運気の流れが悪く日々マイナスになられている方が多く来られます。

マイナスに考えてしまうなら、そこにプラスの考えを一つ足す。
言葉で言うのは簡単なのですが、なかなか難しい。
実際にカウンセリングにきたお客さんにプラスを一つ足せますか? と聞くと

「プラスのことが思いつかない」です。
と言われることもあります。
確かにそうですよね

プラスの答えが出てこないから悩んでしまうのですから。

ではなぜマイナスにしか考えられないのか?

心理の話をして行きます。

マイナスに考えてしまう理由として「認知の歪み」というのがあります。

認知の歪みを持つと生き方がくるしくなり、脳がいつもフル回転してしまうのでとても疲れてしまいます。

認知の歪みには10パターンがあります。

それがこちらです。

1.全部か無しかの考え
2.プラスの拒否
3.すべき思考
4.極度の一般化
5.心のフィルター
6.早まった結論
7.誤った自己責任化
8.レッテル貼り
9.誇大視と過小評価
10.感情の理由づけ

次にひとつひとつ説明していきますね。

photo by hamaguchi yoshiyuki

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2. 10パターンの「認知の歪み」

「認知の歪み」10パターンについてそれぞれ説明します。

1.全部か無しかの考え

これは出来事に全て白黒でしか判断できない状態のことです。
例えば、友達2人と旅行に行こうと計画を立てているときにその友達が何処に行きたいか悩んでいるだけで悩むということは本当は私と行きなく無いのだ。と決めつけてしまうことです。