【ある女性の霊とのコンタクト体験により、ミディアムになることを決意】
心霊研究の本場イギリスには、「スピリチュアリスト・チャーチ」と呼ばれる特別な教会やセンターが、国内に350か所ほどあるそうです。
この教会・センターでは、礼拝、祈り、賛美歌といった一般的な教会行事のほかに、所属するミディアム(霊媒師)たちがメッセージを説いたり、希望者に対して個人カウンセリングを行っています。
スコットランドで理容師として働いていたゴードン・スミスも、その類まれなミディアムシップ能力が認められ、「スピリチュアリスト・チャーチ所属のミディアム」となります。そして、多くの人々の相談に乗る中でその能力にさらに磨きをかけ、たしかなミディアムシップ能力と、的確なアドバイス内容が評判となり、世界的に有名なミディアムのひとりとなります。
理髪師をしていた際、「なぜ自分が教会でミディアムを行うのか」、その価値について悩んだこともあったそうです。しかし、ある出来事がゴードンの決意を新たにさせたそうです。
ゴードンの回想をご紹介しましょう。
ある日のことです。
その日最後のお客が入ってきて「ひげをそってもらえますか」と私の前の椅子に座りました。その人を見た時、何か妙な気がしましたが特に気にしませんでした。
彼のひげをそり始め、ふと鏡を見ると女の人が立っていて私をじっと見つめ返しました。
若いきれいな女性です。
誰だ? と思うとすぐに彼女の声が聞こえました。
私の名前はジュディ、彼に伝えて。
私は目の前の男性を見ました。彼は私がミディアムだとは全く知りません。
しかも彼のひげをそっている最中です。でも何があっても伝えなくてはいけない、という気がしました。
ミディアムとして仕事をしたいなど思いませんでしたが、あまりにもはっきり強く感じたので、「すみません」と彼に声をかけました。
「ご存じないのは当然ですが、私はミディアムです。ちょっと何かあるようなのでいわせてください。」
「何だって?」と、彼の顔色が変わってしまいました。
「ミディアムなんです。(笑)ジュディと言う女性が来ています。言いたいことがあるそうです。」
ジュディにメッセージを尋ねると、彼女はそっと両手を開きました。手には棒つきのキャンディーが乗っています。
「ありがとうと伝えて」そう言って消えました。
「棒つきキャンディーをありがとうと言っています」そう伝えると、男性は急に感情をあらわにし、身体を震わせて泣きだしました。





















