私が住んでいる神奈川県ではもう桜も終わってしまいましたが、
ちょうど桜が満開の時に、夢のように美しい桜の下で
木花咲久耶姫から以下のようなメッセージを受け取りました。

（木花咲久耶姫は桜の女神であり、富士の女神。浅間神社のご祭神で
富士神界の女王様です）

「立ち止まって、その瞬間を味わい尽くす
ということを忘れてはなりません。

あなた方が時の中を移動しているのではなく
時があなた方の中を移動しているのです。

あなた方ははじめから終わりまで
変わらずに同じところに立っています。
ちょうど桜が同じ場所に立ち続けるように。

あなた方はいつも急いでどこかに行こうとしていますが
それはあなた方の本質ではありません。

あなた方の本質は
いつも変わらず、そこにある、ということです。

そのあなたの中をすべてが通過していくだけです。

ですから、あなたは今その場所ですべてを味わい
体験し、そして花を咲かせることができます。

桜が同じ場所に立って
春、夏、秋、冬を自分のうちに取り入れて
あるいは太陽の光も柔らかな風も激しい雨も
大地の大きなエネルギーも自分のうちに取り入れて
美しい花を咲かせるように。

恐れずにその場所で
世界のすべてを体験してご覧なさい

そのときあなた方は世界の美しさを真に理解するでしょう」

－木花咲久耶姫

何だかとっても考えさせられるメッセージでした。

確かに私たちは自分たちが時の中を移動しているようなつもりで生きていますが、本当は何一つ動いていないのですね。
過去も未来もなく、ここもあそこもなく、
あるのはただ〈今この瞬間〉の一点のみ。

そのただ一点にいかに存在することができるか、ということ。
私たちは多くの場合、過去や未来をさまよって、今ここにあるということができずにいます。

それはとてももったいないことなのかもしれません。
生きていないと言ってもいいくらいに。

このとき私は、自分という存在から放射状に広がっていく大きな円みたいなのを
見せて頂いていました。
というよりも、自分自身がその円そのものである、と言った方がいいかもしれません。

その円で表現される私という宇宙の中をあらゆるものが旅していく。

そういえば、別の機会に、こんなメッセージを受け取ったこともありました。

「今、この瞬間にすべてがある、というのは決して比喩ではない。

あなたが現在と呼ぶこの地点には、あなたの過去（あなたが過去だと思っていること）がすべて含まれているし、今この瞬間の周波数、エネルギーが、あなたが未来とよぶ地点を作る。

だから今ここにすべてがあるというのは比喩ではない。

文字通りそうなのだ。

あなたが多次元とよぶのも同じことだよ。

あなたの頭とあなたの足は同時に同じ地点に存在しているが、頭には頭の体験があり、足には足の体験がある、それは違うものだが、どちらもあなただ。

それが多次元ということだな。

これは地球上で起きていることを考えれば、よりわかりやすいかもしれないがあなたがたのように文明を謳歌している者もいれば、明日食べるものに困っている者もいる。

今この瞬間に食べるものに困っている者がいる、というのはあなたにとってみれば許しがたいことかもしれないが、いずれも次元の違う体験だ。

地球という星がすでに多次元を体験している

そしてそれぞれの魂はその次元を選んで体験しているということを忘れてはならない」

（神様から）

それぞれ角度の違うメッセージではありますが、
今この瞬間にすべてがある、というところでは同じですね。

だとすれば、私たちにできることは、過去を後悔したり、未来を思い煩ったりすることではなく、今この瞬間に自分の全存在をかけて存在し、それを味わうこと。

いのちが美しく輝く季節に、今ここに私たちとともにあってくれる花の美しさや水の清らかさ、大地の力強さや優しい風などをゆっくり感じてみましょう。
今ここを味わいましょう。
全身であらゆるいのちの美しさを感じてみましょう。

きっとあなたのいのちも輝きを増すことでしょう。

スピリチュアルセラピスト美月結でした

美月結　公式ブログ　湘南葉山から美しく生きるためのスピリチュアル
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