木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第134回★甘い春の訪れ! イースター・チョコ

イースター

第134回★甘い春の訪れ! イースター・チョコ

春が本格化するイギリスでは、イエス・キリストの復活をお祝いするイースターのホリデーシーズンが始まり華やいでいます。イギリスの子供達がこの時期心待ちにしているのがイースター・チョコレート。復活祭のモチーフになっている卵やウサギの形をした、遊び心あふれるチョコレートが各店に並んでいます。一般的なイースター・チョコレートはミルクやバターが入ったものが中心ですが、今や食品アレルギーを考慮したチョコレート、ヴィーガン向けチョコレートなども展開されています。今回はそんな時代とともに進化するイギリスのイースター・チョコレートをチェックします。  

まずは英国発のブランド「ハッピ(HAPPI)」から発売されている「オーツ・ミルク・チョコレート・エッグ(Oat milk chocolate egg)」。オーツミルクで作られた濃厚でクリーミーなチョコレートで、ビーガン・フレンドリーなチョコレートとして注目されています。

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森林破壊や人権問題に繋がるパーム油を使用していないのも嬉しいポイント。

「ハッピ」は最高品質かつ健康的な植物由来のスイーツを作ろうと、ギャビンやリサなど4 人が2021年にイギリスで立ち上げたブランドです。パッケージにはプラスチックは使用されておらず、リサイクル可能で堆肥化可能な取り組みもされています。  

もう一つは100%ビーガン原料の「マミー・ミーグズ・チャッキー・エッグ(Mummy meegz chuckie egg)」。クリーミーなオーツミルク・チョコレート・エッグで、中心には濃厚なフォンダンが入っています。このチョコレートの発明者ミーガンは76歳の料理人&ビーガンの先駆者。ヨークシャーにある彼女のビーガンカフェで、彼女は数十年かけてビーガンも楽しめる画期的なチョコレートを生み出してきました。  

にぎやかなイースターのお祝いで子どもたちを笑顔にするチョコレート。時代とともに進化したチョコレートは、さらに多くの人々をハッピーにしています♪

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すべてのチョコレートを愛する人々が楽しめる製品を作ることを目標にしている「ノモ(Nomo)」では、乳製品を一切使用しないデイリー・フリー、小麦などに含まれるグルテンを排除したグルテン・フリー(Gluten free)、ナッツ不使用のナッツ・フリー(Nut free)、卵を使用しないエッグ・フリー(Egg free)を考慮した革新的なイースター・チョコレートを展開しています。友人へのプレゼント、または自分へのご褒美にもぴったり。




  

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