2月14日は大切な人に愛を伝えるバレンタインデー。このロマンチックな日に欠かせないのがバレンタインカード。イギリスではバレンタインはじめ、誕生日、クリスマス、母の日、父の日、出産祝いなどにカードを贈り合う習慣があり、イベントごとにバラエティ豊かなカードが各店に並びます。これらのカードは二つ折りのものが定番で、ポップアップする仕掛け付きのカードも人気。
カードを受けとった後はすぐに閉まってしまうのではなく、窓辺や棚、暖炉を囲うマントルピースの上などにしばらく飾っておく習慣もあります。バレンタインの時期になると赤いバラの花束はもちろん、工夫を凝らしたチョコレートも各店に並びます。けれど赤いバラは時間が経てば枯れてしまうし、チョコレートは食べしまえばなくなってしまいます。

けれど唯一時がたっても残るのがバレンタインカード。
現存する最古のバレンタインは15世紀にまで遡るのだとか。初期のバレンタインは手書きのメモや愛の詩が書かれているものが多かったそうです。その後印刷技術の向上に伴って、誰もがバレンタインカードを利用できるようになりました。
ちなみにイギリスではバレンタインカードの送り主は、受け取った人が誰から来たのかわかるはずと信じて、カードに署名をしない人も多くいます。誰からか思い当たらなかったら永遠の謎に陥ってしまいそうですが、こちらもイギリスならでは。
そしてバレンタインカードと共に愛と感謝の気持ちを込めて贈られたら嬉しいのが甘いチョコレート。1911年にイギリスで誕生した「ソーントンズ(Thorntons)」はイギリス人に最も親しまれているチョコレートブランド。菓子職人のジョセフ・ソーントンがシェフィールドにお菓子店をオープンさせたのが始まりです。口溶けの良い甘美なチョコレートはバレンタインを一層特別なものにしてくれるはず。特別な日をバレンタインカードや素敵なギフトで彩ってハッピーに過ごしましょう♪

創業から114年も愛され続けるイギリス生まれの「ソーントンズ」のチョコレート。一口サイズの甘いチョコレートは誰をも笑顔にしてくれます。