毎年、年賀状や年賀メール、SNSの画像にはその年の干支(えと)が使われますね。2026年は午年ですから、今年は多くの人が馬のイラストを使用したことでしょう。四柱推命を知らない人でも、「今年は午年」と知っている場合が多いですね。
しかし、1月1日になったと同時に、午年になった! と捉える人が多いようです。1月1日というのは、あくまでも人間が決めた区切りであり、占術による運気の切り替えとは関係のない日です。
東洋占術の年運の切り替えは、2月4日の立春から
四柱推命や九星気学などの東洋系の占術で、新しい年がスタートするのは、毎年2月4日の立春です。しかしときに2月3日の年もあり、2025年がそれにあたっていました。
2026年は、2月4日の5時2分が正式な立春の時刻であり、実際に午年に入るのはこの時刻です。その直前の5時1分までは、まだ巳年です。ですから4日の0時を過ぎたからといって、「午年になった!」などと騒がないように気をつけましょう。
世間ではあまり騒がれない、この年運の切り替え。独りで、もしくは仲間で密かに、新しい運勢へと変わった瞬間をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
四柱推命による2026年の運勢は?
では、四柱推命による2026年の運勢は、どうなっているのでしょうか? 2026年の年運の星は、「丙午(ひのえうま)」です。
「丙」は五行の中の陽の火で、燃え盛る太陽のイメージを持ちます。性格的には明るくカラッとした豪快なタイプで、そこにいるだけで自然と目立ち、注目されます。自信家で堂々としていますが、プライドが高くて周りに合わせることが苦手な傾向です。
「午」も同じく五行では陽の火で、明るく堂々とした自信家です。スピーディーな決断力と行動力に優れ、大勢を引っ張っていくリーダー的性質を持ちます。場のムードを明るくし、社交性も持ち合わせるため、人気があります。
運勢的には、良くも悪くも非常に勢いがある年になると判断できます。燃え盛る年ですから、何事も動きが派手になり、あちこちで「炎上」のような大騒ぎになる状態が生じるでしょう。
人によって、運勢の吉凶がはっきりと出ます。隠し事ができない星回りで、陰で行っていた物事は表出するでしょう。善い行いを重ねてきた人は、それが認められて大きなハッピーが降り注ぎ、逆に悪い出来事を重ねてきた人は、それが露呈されて大きな裁きが生じる……と考えて良さそうです。今までの行いの総決算になるかもしれません。
当然ながら、夏の猛暑がさらに酷くなる可能性があります。何にせよ水不足に陥りやすいので、日頃から水を多めに用意して、災いに備えておきましょう。熱中症対策も、例年以上に万全にした方が無難です。
丙午年の女は男を食い殺すという迷信
丙も午も同じ陽の火であり、非常に似た性質を持っています。大きく燃え盛る炎で、60種類ある干支の中で最も大胆で豪快であり、華やかで目立つ干支といえます。
昔から「丙午の女は気が強く、男を食い殺す」という迷信が伝えられてきました。そのため前々回と前回の丙午の1906年と1966年は、出生数が顕著に下がったのです。そして、この2026年の出生数にはどのような影響が出るのかも、占術家の間で注目されています。それにより、その迷信は現在も残っているのかどうかが見えてくるでしょう。
四柱推命で重要なのは年干支ではなく日干支
しかし四柱推命の視点からすれば、4本の柱の中の年柱となる「丙午」は、それほど性格に強い影響を与えない……というのが正直なところです。最も影響を与えるのは、その日の星である「日干支」です。
ですから丙午年にこだわるのは、実はあまり意味がありません。それなら日干支が丙午かどうかを気にした方が適切です。
そして実際のところ、四柱推命の命式に丙午があるからといって、誰かをダメにするようなことはありません。ですからあくまでも、「単なるイメージから来る迷信である」と捉えていいでしょう。
2026年に心がけるべきことは?
2025年の「乙巳」は、周囲との協調性が何かの成功を左右するというイメージでした。控えめでも明るく周りに歩調を合わせられる人が、大きな成果を得やすかったのです。
それに比べると2026年の「丙午」は、もっと大胆なイメージです。大きな夢や目標を掲げて激しく情熱を燃やし、人目を気にせず派手に自己主張したり、走り出したりするイメージです。2025年とは真逆な雰囲気です。
そんな2026年の幸運のキーワードは「壮大な目標」と「人目を引く大胆な行動」。この2つがそろえば、あなたの周辺も引き込まれて勢いがどんどん強まり、大きな成功を成し遂げられるでしょう。
個人の運勢は、主に日干で判断する
四柱推命は基本的に、五行のバランスが取れることを良しとする占術です。「丙午」がプラスと出るかマイナスと出るかは、個人の命式によって変わります。
単純な見方をすれば、命式の中の最も重要である日干が、「戊(つちのえ)」か「己(つちのと)」の人が、最も勢いのある年であるといえます。「丙(ひのえ)」と「丁(ひのと)」の人もまずまず良好です。普段気力に欠ける人も、エネルギッシュに過ごせるでしょう。
しかし全体のバランスを見る必要がありますので、気になる方は、自分の命式を専門家にみてもらうことをお勧めします。
今から新しい流れに入る心構えをつくって
本当の年運の切り替わりは、2月4日5時2分の立春である……そう意識して、過ごしてみてください。あなたの2026年の運勢が、幸福な出来事にあふれる素晴らしいものになることを願っています。




















