空を見上げて男性性と女性性のエネルギーの融合を感じる 11月上旬は4つの星が大接近!

11月6日から8日にかけて、金星・木星・火星・月、4つの星が美しく東の空を飾ります。4つの星が産み出す宇宙の調和のエネルギーとは一体!?

【11月の天体現象はおうし座流星群だけじゃない】

11月の天体現象といえば、上旬がピークになるといわれている「おうし座流星群」。そろそろ、最大のピークは終了していますが、実はこれから、「スピリチュアルなレベルでは、より重要な天体現象が起こる」ということをご存じでしょうか?

 

【王の星 木星】

現在、明け方に東の空を見上げると、「金星と木星が接近」し、美しい輝きを見せてくれています。木星とは、「ゼウスやジュピター」といった男性の「最高神」が司るといわれています。つまり、「王の星」であり、占星術では現世利益や幸せをもたらしてくれるといわれています。そんな木星のエネルギーを味方につけることが出来れば、「今の運勢をより良い方向に動かすことが可能となる」わけです。

木製

 

【女神の星 金星】

一方、金星はというと、太陽系の中で「太陽と月の次に明るい星」であり、「明けの明星」とも呼ばれ、その美しさから「女神の星」であると考えられていました。こちらは、女性的な要素をもった星であり、「芸術や恋愛といった方面での幸運をもたらしてくれる」といわれています。

つまり、今の天体の状態は、王に女神が寄り添うような状態といえるでしょう。しかしながら、注目の天体イベントはこれだけではありません。本番は「11月6日から8日にかけておこるもの」なのです。それは、金星と木星だけでなく、火星と月も接近し、「4つの星が美しく東の空を飾る」というもの。

金星

 

【戦士の星 火星】

火星は「戦いを司る星」であり、非常に強い男性的なエネルギーを持っています。木星が国を統治し発展させる王だとすれば、火星は「総てを切り開き、勝利をつかむ戦士」といえるかもしれません。

火星

 

【女性の星 月】

月は「霊感や感情などを司る星」であり、そのエネルギーは非常に繊細で、女性性の様々な側面を表現しています。金星が女神として多くの愛と恵みを与えてくれるとするならば、月は女性が持つすべての要素を含んでいます。つまり「乙女であり、母であり、魔女である」わけです。そんな、色々な顔をもっている月は、まさに天で輝く「女性性の結晶」といえる存在です。

 

【4つの星が産み出す宇宙の調和】

これら4つの星がそろうというのは、天空に「男性性と女性性の見事な調和が訪れる」ことを意味しています。金星と木星というある意味で「高次な領域」と、火星と月という、「より現実的な領域」。このふたつが、それぞれ「男性性と女性性、陰と陽のエネルギー」として、調和することで、見た目が示すように、単なる4つの星が集まったという美しさだけでなく、通常は、なかなか感じることのできないエネルギーが発生するのです。

地球を含めた、多くの惑星を包む宇宙。そんな宇宙で繰り広げられる、惑星の共演と、そこから産み出される、宇宙創造の根源ともいえる「調和のエネルギー」。この天体現象は、「明け方頃が見頃」ということですので、澄んだ空気と共に頭上で輝いている、「4つの星のエネルギー」も取り込んでみて下さい。そうすることによって、自らの体内のエネルギーが調和するだけでなく、さまざまなレベルでエネルギーが整うのを実感できることでしょう。

Four stars decorate the night sky.
Energy of the star that produces harmony.