自然の中での体験を通して、本来の自分を取り戻すサポートをしてくれるDana Village

「自然体でありのままに生きることこそが、最大限のポテンシャルを発揮する」ということがわかるだけでなく、人間も、植物や微生物、地球環境すべてとの共生関係によって、調和しながら生かされているということもわかるのです。

こちらは、「触られているのかどうか分からないくらいの優しいタッチで身体に触れることで、身体の状態をリスニングし、主に脳脊髄液の流れを整える」というもの。
それによって、痛みや苦痛の軽減や、自律神経のバランスを整え、トラウマが解放されるなど、心身が良い方向へ進んでいくのです。

小川さんは、このセラピーの素晴らしい点は「クライアントとの関わり方にある」といいます。
バイオダイナミック・クラニオセイクラルセラピーでは、セラピストは常に中立であり、クライアントをジャッジしたりコントロールすることはありません。
ボディワークでは必須ともいえる「骨格が歪んでいる」「身体のここが悪い、良い」というような評価をすることはなく、そもそも、そのような視点でクライアントに接することはないのだそうです。

バイオダイナミック・クラニオセイクラルセラピーは、全ての人間がもっている自然治癒力を発揮させ、自らを癒やすことをサポートするものですが、中立でありながらも、その力を充分に引き出すために、「クライアントの全身状態の観察とリスニング、そして安全な環境作りを徹底的に行う」というのが小川さんのこだわりです。
それによって、多くの人が依存するのではなく、「本人が良くなりたいと思っている方向へと自然と導かれていき、癒やされます」。
中には、出産に関するトラウマがあったために、定期的な月経が来ていなかった女性が、セッションの翌日には月経が来て、妊娠が出来る状態になるという劇的な癒やしも存在するほどです。

 

【農作業とヨガによって、人間本来の姿に気づく】

さらにDana Villageならではといえるのが、「自然を活用したプログラム」。
冒頭で紹介したように、現代人にとって不足している自然との触れあいを「農作業とヨガを通して体験して貰う」というもの。

豊かに自然に囲まれた状態で、人工音から離れヨガを行うというだけでも癒やしの効果はありますが、Dana Villageのプログラムで重要なのは「農作業」。
小川さんは、「人間にとって農作業は必要なもの」だとしています。
農薬や化学肥料は一切つかわずに、植物が本来もっている力を最大限発揮できる環境で農業を行うことで、人間も植物も同じ存在であることに気づくのだそうです。

これによって、「自然体でありのままに生きることこそが、最大限のポテンシャルを発揮する」ということがわかるだけでなく、人間も、植物や微生物、地球環境すべてとの共生関係によって、調和しながら生かされているということもわかるのです。
もちろん、このような気づきだけでなく、農作業をすることで自然光を浴びて、体内のリズムを整え、身体を動かしヨガをすることで、より睡眠の質を良くするという、物理的な面での効能もきちんと存在しています。

小川さんは次のように語ります。

「私たちはみな、自然治癒力を備え持っています。少し環境を変えることで、生きやすくなることもあります。つらいことがあった時には、どこか自然を感じられる場所へ行き、深呼吸をしてからだを動かしてみましょう。何か、新たな気づきや、勇気が出てくるかもしれません。」

都会型の生活をすることによって、自分自身を見失ってしまっていたり、自然治癒力が低下していると感じるときが、誰でもあると思います。
そんな時に、自然の中で農作業やヨガを行い、ヒーリングを受けることによって、それらを取り戻すことができるDana Villageは、現代人 によって必要不可欠な場所なのかもしれません。

 

Dana Village(ダーナビレッジ)
http://www.danavillage.com/jp/