イギリスの西部にあるウェールズをご存知でしょうか?
ラグビーやサッカーの国際試合で英国とイングランドの違いは何だろう、ウェールズってどんな国? と思ったことはありませんか?
ウェールズってどこ? どんなところ?
実は英国はイングランド王国、ウェールズ王国、スコットランド王国、アイルランド王国、4つの王国が連合した国です。ウェールズは外交機能、軍事機能を有しない「非独立国」という位置付けにある国となります。サッカーの試合などにはこのそれぞれのチームが出ているのですね。
このウェールズには今なお独自のケルト文化が残り、彼らの言語 ウェールズ語を 話す人もとても多いです。
また、イギリスというとロンドン、コッツウォルズなどが注目されますが、このウェールズまで足を延ばすと、ロンドン郊外では見られないダイナミックで息を飲むような美しい大自然に出会うことができます。
『天空の城ラピュタ』の舞台のモデルとなり監督や演出家が訪れたと言われている土地としても有名です。
まさにウェールズ全体がラピュタの世界、不思議な世界なのです。
妖精のいる渓谷へ、たどり着くまでに感じる大自然
そんなウェールズに今回滞在し、訪れた場所、それが「Fairy Glan」訳すると「妖精のいる渓谷」。
この渓谷の下には妖精が住んでいると信じられていて、地面に耳をつけ、耳をすますと下から妖精の奏でる音楽や笑い声が聞こえてくるのだそうです。
場所はウェールズ東部のブレコンビーコン国立公園内にある小さな街クリックホウエルの近く。
この街から車で5分、カナル(川)沿いの森を入っていった奥にあります。観光名所でもなく観光案内にも載っていない地元の人のみが知る小さな小さなスピリチュアルスポットです。
現地にたどり着くまでも美しいウェールズの自然を堪能できます。
羊がいる中を歩いていきます。
私は何かが見えたり、守護霊と交信したり、という能力はありませんし何かの宗教に属しているということもありませんが、この大自然の中にいると「神と近い場所にいる」という感じを受けます。
どんどん歩いて
歩いて
歩いて
そして到着したのが、Fairy Glen。
静寂の中に澄んだ水の音が響き渡ります。
明るい光、水の清らかさ。妖精の存在が信じられる、そんな場所です。
一応、頭を地面につけてみたけれど-、
うーん、聞こえたような聞こえないような。
娘たちは、笑い声が聞こえたよ、と言っていました。
子供には聞こえるのでしょうか。
このFairy Glenの事を教えてくれた地元の人はウェールズの他の場所にも同じような妖精の存在を感じる場所があるのだよ、と教えてくれました。
刺激的なロンドン、カントリーライフを感じることができる湖水地方も素敵ですが、今度イギリスへ足を運ばれることがあれば、妖精の住む国ウェールズへ行ってみるのはいかがでしょうか。
スピリチュアルな自然を満喫できますよ。
ブレコンビーコン国立公園:
http://www.breconbeacons.org
今回訪ねたFairy Glenの場所:
こちらのパブの裏手にあります。
Coach and Horses
Cwmcrawon Road,Llangynidr, Beacons National Park NP8 1LS, Wales
《J.K ちなつ さんの記事一覧はコチラ》
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