「タロー・デ・パリ」の特長と魅力とは? 第4回目: 深遠な世界が描かれた「タロー・デ・パリ」 魂と人生の羅針盤「アルカナ・ホイール」

タローデパリ

【タロー・デ・パリの神髄が凝縮された「アルカナ・ホイール」】

「タロー・デ・パリ」には、オーソドックスなタロットとは一線を画した様々な特長と魅力があります。
パリの街を舞台にしたカード・デザインがとにかくキレイで、未来を占うのではなく「今にフォーカス」するカードである、ことなどです。

もちろんそれだけではありません。
あなたの魂に秘められた本質や使命、そしてあなたは現在、いったいどんな状況にいるか、よりよい明日・未来を創るために何をすべきなのか?
そうしたことへのヒントを具体的なキーワードで与えてくれるのが、「タロー・デ・パリ」ならではの神髄だと言えるでしょう。

ではいったい、「タロー・デ・パリ」をどう使えば、そんなヒントが導かれるのか。

それを教えてくれるのが「アルカナ・ホイール」という魂と人生の羅針盤です。

タローデパリ

無限大シンボルのようなホイール(輪)上に、22枚の大アルカナが配置されています。
これが「アルカナ・ホイール」と呼ばれる「タロー・デ・パリ」のオリジナル・ツールです。

このダイヤグラムが創始者のフィリップ・トーマスさんの直観に降りてきたのは、2001年のことだったそうです。
22枚の大アルカナは、私たちの人生が「22年周期」で循環していることを教えています。
この22という数字のルーツは、「22の段階を経て海へと至る人生という川の流れ」という、調和に満ちた古代エジプトの概念からきているのだそうです。

「アルカナ・ホイール」においても、人々の魂の旅が22の段階を経ながら川のように流れています。
そして、個々の大アルカナカードが、このシステム全体にとって不可欠で重要な存在、数多くの示唆・ヒントを与えてくれる存在であることを示しているわけです。

 

【誕生日を基準にして導かれる「バース・イヤー」とは?】

さらに「アルカナ・ホイール」の活用法を見ていきましょう。
最初に知っておくべきなのが、あなたの「バース・イヤー」です。

バース・イヤーの算出方法は簡単です。
生年月日を西暦にして一桁ずつ足していく数秘術計算法を使います。そして合計が「22未満の場合」はそのままその数字があなたのバース・イヤーです。合計が22以上の場合は、さらに足して22よりも小さい数にします。

(バース・イヤー計算例)
生年月日:1980年5月7日生まれの人の場合
1+9+8+0+5+7=30
22以上なのでさらに3+0=「3」がバース・イヤーとなる。
※このバース・イヤーは3が最小です。
1や2になることはありません。

さて、いったい「バース・イヤー」とは何を意味するのか。

フィリップさんはこう解説しています。
「バース・イヤーは、あなたの生涯を通じてのテーマ、性格特性、才能、克服すべき課題などを示します。バース・イヤーを示す数字がわかったら、その数字に対応する大アルカナをアルカナ・ホイールから探しましょう。その人の生涯の主題は、バース・イヤーの数字から、その次の数字に向かう旅路としてとらえることができます」。