天使は他のスピリットとどう違う!? 私が知っている天使のこと

目に見えないスピリットのなかでも、ポピュラーでありながら謎も多いのが天使(Angels)という存在ではないでしょうか。キリスト教徒でなくても彼らのことを信じたり、呼びかけたりしていいのか、もし天使が宗教にとらわれない存在なら、そもそも彼らはどういう存在なのか、考えたことがある人は多いのではないでしょうか。私が長年の経験から感じている天使のこと、彼らは他のスピリットとどう違うのかをお話します。

天使はあくまでも天使。守護霊や指導霊ではない。

スピリットの世界は謎が多く、わからない事がたくさんあります。
そのため私が今感じている天使像も、これから変わっていく可能性があります。

しかし私が長年天使と関わってきて感じていることは、天使はあくまでも天使であり、守護霊や指導霊とは違う特有の波動がある、ということです。

私が感じている天使達は、地球の人種や性別や信仰などを超越している感じがします。
守護霊や指導霊は、彼らのバックボーンにつながる外見、文化、宗教的背景を感じさせることが多いのに対し、天使は「高次の知性を持ち、偏見がなく、私達のことを本当に愛している存在」という印象が何より強く感じられます。
彼らには善しかなく、善しかないということは、文化からも宗教からも解放されている存在ということです。

 

天使には、翼も性別もない

天使にはそれぞれ個性はあるため、エネルギーによって男性的だったり女性的だったりすることはありますが、本来は性別も超越しており、人間というより高次の知性と愛を備えた、(これはこれで誤解が発生しやすい表現かも知れませんが……)E.T.のようなイメージに寧ろ近いかも知れません。

勿論、天使と聞いてキリスト教をイメージする人は多いでしょう。
もし、あなたの過去世でキリスト教徒として生きた時代が多かったり、キリスト教と関わりが強いガイドさんがいる場合、白い服を着て羽をつけているような、天使のような恰好をした守護の存在がいたりするかも知れません。

しかし、もしかしたらそれは、守護霊や指導霊さん達がそのように自分のことを見せている可能性もあります。

実は天使は翼も持っていません。
しかし翼を持っているように見える、翼を持っているように感じるということは、十分ありえると思います。
彼らは特に守護霊などに比べると、私の印象では浮かんでいる感じがより強く、より精妙で、より非人間的です。
しかし同時に、彼らは高度な知性を持ち、私達人間のことを本当によくわかっているのです。

こうした「人間のようだけれど人間ではない」、天使特有の感じを表現するのに、人に翼をつけた姿で描くことは最適かも知れないと思います。

私は、天使をオーブのように感じる時、その丸さや広がりを翼のように感じることがあります。

また、彼ら自身が自分のことに気づいてもらうために、翼をつけた姿で現れることもあります。
もしかしたら彼らも、自分達が翼をつけた姿で描かれることが気に入っているのかも知れません。

 

天使はかつて人間だったことがあるか

これも意見が分かれるところで、私自身もはっきりとはわかりません。
一般的には、私達人間と違い天使は初めから神(光)から離れたことのない存在であり、神の一側面として遣わされた純粋な光と愛の存在であると考えられることが多いようです。