みなさん、お元気ですか? 鍼・灸・ヒーリングサロン慈美(いつくしみ)の久慈悟子です。
みなさんは夏バテ大丈夫ですか? 私は毎晩オリンピック観戦していたので寝不足気味です。お友達のお嬢さんが卓球選手として出場していたので応援も白熱していました。日の丸を背負ったプレッシャーの中、銅メダルを獲得されてとても嬉しいです。
さて、今年の夏休みはどこかに行かれましたか?
私は、埼玉県日高市にある「高麗神社」とその隣にある「高麗山聖天院」へ行ってきました。
慈美の井上先生の実家に行く途中、山の中腹にある立派な聖天院の本堂を何度も目にしていて、通る度に気になっていたので立ち寄ったんです。
【高麗神社】
高麗神社は「出世の神社」と言われていて、参拝した後に6人も内閣総理大臣になった人がいるそうで、韓国の若手の俳優や歌手もお忍びでわざわざ参拝しに来るそうです。
この神社の御祭神は、高句麗から帰化した王族・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)ということで、神社なのに朝鮮文化が垣間見れ、韓流ドラマの好きな私にはとても興味深かったです。
高麗王若光とは、約1300年前に高句麗から渡来し、未開の高麗郡(現在の埼玉県日高市と飯能市を中心に設置された郡)を開拓した高句麗人のリーダーで、没後に高麗神社に神として祭られ、“出世開運の神様”として崇敬されています。
【高麗山聖天院】
高麗山聖天院は、高麗王若光の菩提寺です。
このお寺は見どころがたくさんあります。手入れの行き届いた庭園。国の重要文化財に指定された銅鐘。遠くから見てもただならぬ威厳がある本堂。
本堂を整地する時に偶然出てきた「雪山」と呼ばれる凝灰岩の岩山。
その他には、第二次世界大戦で亡くなられた韓国の方の無縁仏の慰霊塔。高さは16mで日本最大級だそうです。
慰霊塔が建つ広場には、韓国人の自尊心を高揚した偉人達の大きな石像がいくつも並んでいて、まるで韓国にいるようです。
慰霊塔の左脇には、八角亭と呼ばれる建物が建っています。この建物の由来は、日本の植民地支配からの独立を求める大衆的な示威運動が朝鮮半島全土に広がった起点であるバコダ公園の八角亭を縮小した建物です。
その八角亭の脇に小さな看板があって「風水でここは日本の中心と言われる」と書いてありましたが、日本の中心に韓国のこのような建造物があり、慰霊塔も日本一高いのはとても感慨深かったです。遠くから見てもエネルギーが強いのはこういうことだったのかと納得です。
八角亭の裏山を登っていくと、朝鮮を建国した民族の始祖・檀君の石像があります。
石造の前で「どうすれば出世できますか?」と、尋ねると直ぐに「上を見ないで下を見なさい。そうすれば自ずとやるべきことが分かる。」と言われました。
私の解釈ですが、人は成功したいと思うと高み・理想・上司などにエネルギーを注ぎがちです。だけど注目すべきは「下」。それは自分の置かれている状況だったり、環境だったり、部下だったり。足元を見れば何をすべきか自ずとわかって、そのやるべきことを頑張ってやっていると自然と出世しているものなんだよ。と、教えていただいた気がしました。
オリンピックに出場できた方達も、上ばかり見ないでちゃんと下を見て頑張った結果、世に出たんですよね。
駆け足でのご紹介となりましたが、この記事を読んで気になった方はぜひ行かれてみてください。
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その他アニマルエッセンスに関する疑問・質問は
ヒーリングサロン慈美まで!
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(トップ画像は聖天院)