★出会いと別れの春。第一印象をよくし「モテオーラ」を出すために大切なこと、「非モテオーラ」の正体とは?

★出会いと別れの春。第一印象をよくし「モテオーラ」を出すために大切なこと、「非モテオーラ」の正体とは?

こんにちは。生き物大好きな占い師&気象予報士の金子大輔です。
3月は出会いと別れの季節。

人間は初対面の人に出会ったとき、直観的かつ無意識に、自分の「in」に属する人(味方)か、「out」に属する人(敵)かを見分けると言います。
その第一印象は7秒以内に決まるといわれており、後々まで尾を引くので侮れません。

 

●なぜか「きもい」と言われてしまう人の特徴

気の毒なことに、人柄がよくて優しいにも関わらず、気味が悪い(いわゆる「きもい」)第一印象を与えてしまう人がいます。必ずしもファッションや行動が奇異というわけではありません。
このような人たちに何か共通点がないかと考えてみると、ある一つの特徴が浮き彫りになりました。それは「傷つくことを過剰に恐れている」ということ。

 

●「非モテオーラ」の正体

「この人は自分を傷つけないだろうか」と顔色を伺い、おどおどびくびく構えてしまうと、「非モテオーラ」が全開になってしまうのです。男性で特にこの現象は顕著ですが、女性にも当てはまります。
さらに不思議なことに、傷つくのを恐れていると、砂糖に集る蟻のごとくモンスターが集まってきて、本当に傷つけられてしまうことが多いのです。

 

●「いい人なのにきもい」の正体は事なかれ主義

これまで出会った人、ドラマや小説の登場人物、有名人たちを思い出してみましょう。

「そんなに悪い人じゃないけどなんか気味が悪い」人とはどんな人でしょうか。
プライドが妙に高い人、トラブルで逃げる人、構って欲しくて仕方がない人、他人のアドバイスを絶対に聞かない人……あたりが相場ではないでしょうか。

いずれも自分を守ることに一生懸命で、傷つくことを何よりも恐れている人と言えます。
若い女性が中年男性を毛嫌いする構図はよくありますが、一家の大黒柱になって家族やマイホームを持ち、それを失う怖さに「事なかれ主義」に陥りがちなところが「きもい」という印象を与えてしまうのだと考えられます。
反対に、不覚にもワルやロクデナシがモテてしまうのは、「怖いものがない」からでしょう。

 

●臆病風には吹かれないで

動物は「変化」というものを恐れます。

しかし、人間でそれが強いとどうしても「きもい」オーラが醸し出されてしまいます。
そればかりか、失業を恐れるあまりブラック企業から抜け出せなかったり、別れを恐れるあまりDV彼氏やモラハラ夫から逃れることができずに、人生を台無しにしてしまったりする例は少なくありません。
小心者のリスやアリなら可愛いかもしれないですが、人間には臆病は似合わないのです!

 

●神様が味方をしたくなる人

「傷つくことは怖くない」と心の底から思うと、素敵な人ばかり集まってきて、傷つくことがほとんどなくなります。
昔聞いたセミナーで、講師が「神様が味方したくなるのは、覚悟がある人である」と話していたのを思い出します。

変化を恐れなくなると、怖い物が劇的に減り、たいていの悩みはなくなるのです。
学校の教師にしても、「俺の首なんていつだってくれてやる!」「裁判上等!」くらいの気持ちでないとまともには勤まらないと思っています。

「首になるのが怖い」、「クレームが来たら嫌だ」では、決して生徒・児童のハートはつかめないのです。

 

●お偉いさんと喧嘩して株を大きく上げた先生

学生時代にお世話になった化学のY先生。

人気があるとは言えない「冴えない先生」でした。
しかしあるとき、「なぜあんなにガミガミと学生を怒鳴るんですか」と、お偉いさんと大喧嘩し、Y先生は謹慎処分を食らってしまったのです。
教職員は隠していたのですが、真実はあっという間に学校中に広まり、「Y先生は学生のために体を張ってくれた」と株が急高騰したのです。

 

●愛だけではダメ! 勇気も忘れないで

人類に一番大切なのは愛だと言いますが、愛だけではダメです。
もう一つ「勇気」という片翼が揃わないと、その人間の魅力は発揮されないのです。
「事なかれ主義」に流されがちな現代日本。
混迷を極める時代に「勇気」を持って立ち向かっていきたいものですね。

 

(金子 大輔)

 

《金子 大輔 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/turquoisemoth/?c=146217