AMALIN-STORY #10*愛と瞑想を深めるためのTEMPLE OF NEW DAWN MINI COLUMN*The True Story

関東から中部、中部から富士山麓、そして東北へと点々と動き続けて種々な深くてハイなワークをし続けた日本ツアーから三日前に帰国しました。今はオーストラリアの私のこころの郷であるテンプル・オブ・ニュードーンに戻り、またひとりで生きる『癒し生活』にかえる過程の中にいます。 『メディカル瞑想的カラダの声を聴くヨーガ』と庭仕事、パソコンワークをコンバインしつつ、ゆったりとした流れの中でやっと一息つき始めているところです。

翌日のヨーガの後、彼と初めて顔を合わせた時、それに関して「私はあなたのあり方にハッピーじゃないし、怒っている。」という伝達はすんだものの、ここ三日間お出かけっぱなしの彼とはクリアな話し合いが(今も)できていないまま、何か心地悪い嫌な感覚だけが残っていました。

私はよくこういう状況に自分を追い込む癖があります。
過去の数人いた留守宅のホームシッターのほとんどと言っていいほど、最後には「私は利用された」という被害者的な嫌な感覚で終わってしまっているのです。
つまり、簡単に言えば相手のせいにしてきていたということです。

相手のせいにしている間は何も解決しません。

そのことから、昨夜の Gangaji のワークを観る前にも、私なりの気づきはあって『何がどうしていつもこういう気分になって終わるのだろうか?』と、隣に住む友人とそのことについて話した直後、その日の午後から自問自答し始めていました。
過去あったことやそれに関連した今の自分の内側を観る・聴く・感じるという作業です。

『相手のことは変えられないけども、自分のことは変えられるし気づくことができる』と、自己の内側を振り返り始めていたんです。

この『私が幸せである』ことに責任を取り始めた瞬間でした。

 

*本質的なセッション*

録画の中でまだ若い Gangaji が質問者のアル中の男性にごく普通にとてもフレンドリーに話しているセッションの間、その一言一言がまるで私に話されているかのように、彼が Gangaji から指示されることを私も同時進行で参加していました。

その時の Gangaji の彼に対するサジェスチョンは
G『あなたのその時のそこにある顕著な感情は何ですか?』
男性「恐れだと思います」
G『では、その恐れの中に入っていきなさい』と言いつつ
『それは恐れというよりも怒りかもしれませんね』

という Gangaji と男性とのやり取りの中で、私の今の状況にあるクリアな「怒り」にフォーカスしてみました。

その先までは録画のいきさつが先に立ってしまい、そのまま録画を最後まで観終えたまま、いつしかそのテーマとともに瞑想の中で静かで深い眠りについていました。

(gangaji)

そして、朝起きぬけの瞑想の中でしばらく坐った後に、いきなり昨夜の Gangaji のガイドするエクササイズの続きが意図せぬ内に自然に起こり始めました。

既に私にはクリアに観えてきていた、今の状況が引き出してくれている私の「怒り」を感じその中に入っていってから、その奥にあるものが表出してくるのを一瞬の間、待っていました。

するとその奥に浮き上がってきた感情はすごく古くのいにしえの時から続いてきている、とても奥の深い「悲しみ」でした。

次にまた、その深い悲しみを通過しその奥にあるものを感じていくと「私はただ愛したい。愛されたい。楽しくシェアしたいだけ。」です。
それなのに、正直にそう言った繊細で女性的な機微をシェアできないで、怒りで覆いかぶせてしまう私のパターンがクリアに見えてきました。

そして、そのまた奥に突き進むと、今度はいきなり光に包まれて『私はすでに愛そのもの。愛です。愛はすべてをひとつにつないでいます。』という『美しい愛の感覚』とても『本質的で純粋なエネルギー』であり『真髄』にある『意識』『エッセンス』が浮上してきたのです。
そして、そのエッセンスは『永遠とつながっている本質』です。

この感覚の中に『今ここ』で常にいることができれば『自由』で『愛に満ちた』『至福』の日々がただただ続いていくだけなのだといえます。

この深いヒーリングが起こった(たった五分くらいの間に起こった感じです)その時から、その人に対する怒りは『スーッ』と消えて、この状況の中でどうするのが一番いいのか?というクリアな方法と対話の仕方が観えてきました。
そして、重い心が一気に軽くなりました。

彼のことは彼の問題。
私は私の課題を整理整頓しよう。
そして、次の同じ過ちがないように、ちゃんとこの件はここでカタをつけて終止符を打とう。

結果『すべては一つである』
これですべて『大丈夫』でしょう。

『愛』は海面下の海水みたいなもので別々の魚がその中で一つの有機体としてありながらも、実は繋がっていてすべてをシェアしているように、『愛』はすべての人とその環境を包み込んでいる上に、お互いが知らぬ間にシェアしあっている『光』と『空気』みたいなもので、

『私たちはもうすでにそれなんだ!』という学びが、存在の奥底から湧き起こってきました。

『愛=光=意識』っていう方程式が、この瞑想とともに起こった『超短くて超深い』ヒーリングの中で、はっきり体感できてしまったのです。