海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」神様だって気を使っています PART.4(完結編)

こんなに身近に天使はいた!

「屈辱です、ある意味、屈辱なんです。私の持論が崩壊してしまいそうなんです。天使なんて見えないって言ってきたのに……。」

チャネリングのM先生にこれまでにみたビジョンの話をすると、M先生は大笑いしてこう言いました。

「私はね、サナトクマラが『川内音頭』に乗ってやってきたわよ!」
「え?エンヤコラセードッコイセですか?」
「そうなの!しかも大群で踊りながらやって来るから、もう爆笑しちゃったわよ!」
「天使って神様ってハイヤーセルフって、なんかもっとこう神々しい雰囲気のなか、美しい音楽とか静寂のなかとかに現れるものじゃないんですか?」
「やーね、それこそなんのマインドコントロールよ?そうみえなくちゃいけない決まりなんて、コントロールしたい側が作ったものじゃない。みえ方なんて好きでいいのよ、それに……。」
「それに?」

M先生はクスリと笑ってこう付け加えました。

「神様だってね、結構こっちに気を使っているものなのよ。」

「M先生はいいこと言うね!」

またしても横に太っちょおじさんことラファエルが胡坐をかいて座っています。この頃にはさすがに私も驚かなくなってきていました。

「別にさ、いいのよ、美しい音楽のなかキラキラしたもん背負って現れてみてもさ。そんでもって愛とか光とかを教科書みたいな言葉で語ってもいいんだけど、それじゃオマエさんが拒絶するだろ?オマエさんがわかりやすいビジョン、聞きやすい言葉でいるわけよ。気を使ってんだよ、これでも。俺らだってさ、オマエさんたちとなるたけ会話したいんだ。だからこそ上じゃなく横並びにいるってのによ。上ばっかりみてるから俺らの存在になかなか気づいてもらえないんだよね。」

神様も天使も気を使っている……。

いつも祈りの時に現われる……

初めてラファエルと遭遇したとき、私は祈りのなかにいました。ぶんぶんの延命を願うのではなく、あの子が一番安らかに旅立てることを祈っていたのです。
祈りが届いた……だからこそ私の前に姿を現してくれたのでしょう。しかも「天使なんて妄想の産物」という私の思い込みの壁をぶち壊すようなインパクトの強い姿で……。
その後もラファエルに始まり、ミカエル、チャミエル、ガブリエルと出会いました。その姿を感じ取るのはいつも祈りのなかにいるときです。
祈りが届き、応えが返ってくる。そのとき感じる姿や声が、妄想によるイメージであってもよいのだと思いました。なぜなら……。

このやり取りは、私と私の天使だけの楽しみなのですから!!

みえ方も感じ方もそれぞれであってよいのだと思います。
アナタの神様もアナタの天使も、なによりアナタに一番気を使っています。アナタと楽しく会話したいのです。

ただ相変わらずガネーシャは「炎のファイター」のリズムに乗って踊っていますが……。これはガネーシャなりの気遣いなのでしょうか?未だ謎です。