トリニティWEB年末年始大特集!「初詣のスピリチュアル」№1「初詣」の深い意味「魂の生まれ変わり」

東京 高田馬場の「占いヒーリングカフェ×神社 神々の森神社」代表の北澤と申します。
新年のイベントである「初詣」や新年の様々なものの価値を深堀りし、「初詣をスピリチュアル・セッションとして捉え直す」新しい試みを行っていきます。

1◆「年末年始」の感覚の中にあるもの
今年もあと少し。年末年始が近づくにつれて、楽しみになってきていますか?
あるいは、あせっている方もいらっしゃるかもしれませんね笑。
いろいろな思いがありますが、年末年始というのは、何かしら「待ち遠しい」感覚を抱かせるものだと思います。

この感覚は、人間全体に共通のものだと思います。
年末年始というのは、「年の始まり」「季節の切れ目」であり、有史以前から、暦の感覚が生まれた時から、ずっと人間が大事にしてきたものです。
一説によれば、人間と他の動物を分ける最も重要なことは、「時間という考え方」を持っていること、つまり「暦」を持っていることだという説もあります。この観点からは、人間が人間らしくあるということは「暦」を持つ、つまり、「年末年始を大事にする」ということだとすら言えるのです!
トリニティWEB読者の方の中にも、初詣に深い思い入れを持った方も多いのではないかと思います。年末年始、そして年始の初詣の時間というのは、「年の始まり」であるとともに、「時の始まり」であるともいえます。

2◆古代人にとっての、「年の始まり」と「初詣」の意味
宗教学の研究によれば、近代以前の人間の感覚では、「年の始まり」は、まさに「宇宙の始まり」を意味していました。
神々による、聖なる宇宙の創造の時が、定期的に我々の実際の人生に巡ってくるのです。そして、全てが新しく創造され、私たちの生も新しく生まれ変わり、魂も生まれ変わるのです。
それこそが、「新しい年の始まり」の、人間にとっての基本となるイメージだったと言われています。

宇宙の始まりとは、私たちにとって、魂の始まりであり、全ての物事の価値の始まりであり、私たちの愛の始まりです。創造を行った神聖な存在の愛が、最も凝縮された、スピリチュアルな地点です。
こうした特別な時間が新年であると言えます。この見方からは、そうした愛の素晴らしさに、心から感謝し祈りを捧げるのが本当の「初詣」であると言えるのです。

3◆変化してきた「伝統」を見直す
日本の文化・伝統においても、こうした「宇宙が新しく創造される」、この特別な時に祈るものとしての「初詣」、というイメージが見られます。初詣というのは、実は、本当にスピリチュアルなイベントであり、少し前までの日本人にとって、まさに一年で一番大事な、浄められる時、自分を変える時でした。
今の私たちにとっても、このスピリチュアルな深さは十分に体感可能なことなのです。そして、それは伝統を見直すことによって可能になると確信しています。
現在の初詣のイメージは、「大晦日に除夜の鐘を鳴らし」「元旦や正月三が日に大きな神社仏閣へお参りする」というものだと思います。
しかし!実はこの初詣のイメージは、非常に「新しい」ものだと言えます。実際、そういった初詣はここ150年足らずのものなのです。どういうことでしょうか?それはまた次回にお伝えできればと思います。

 

神々の森神社 では年末年始に「本当の初詣」イベントを行います。

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