11月24日本日は、勤労感謝振替休日として仕事がお休みの方も多いのでは?
実は年末まで残り37日。時の経つのは早いものです。
ところで、勤労感謝ってどんな日? 「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と、1948年に法律で定められたようです。
もともとは、新嘗祭(にいなめさい)
という宮中祭祀の一つで、天皇自らも新穀を食して、その収穫に感謝するというもの。そこには働いてきた方々への感謝、自然への感謝、神々への感謝があったと推測されます。そしてもう一つ、1年間、無事働けてきたことへの感謝も。肉体的労働のみならず、精神的な労働、生産する意味、消費できる感謝など、普段は当たり前と捉えていることを振り返る日だったのかもしれません。
実はカレンダー上の祝日が世界的にも多いのが日本。最近では何の祝日かわからないけれども、なんとなくラッキーという方もいらっしゃるのでは? “意識”をして休むということも大事かもしれません。「日本を、もっと、考える」に面白い記事がありました。お話しがそれますので、ご興味をお持ちの方はクリックしてご覧ください。
海外の方に教えてもらうホスピタリティ
ランチをとりに会社すぐそばの中華店「百菜」
に入りました。そこは、月に1度くらい寄せて頂くお店。私は「豚肉とカボチャの炒め物セット」をオーダーしました。すると、想像よりも量が多く「あっ、多いですね」と顔見知りの店員さんに話すともなく話しました。すると店員さんは「大丈夫。残す分は包んであげる。夜に食べて」というのです。私が時に夕方に食事に行くことを覚えておいてくださったのでしょう。嬉しいことです。もう一膳お箸を頂き、取分け用と口に運ぶように分けて、しっかりと夕食分を残すことに。ただ、お味が美味しすぎて意外とご飯がすすんだのです。するとすかさず「大丈夫。今お代わりしてもらえれば、それを包むから」。本当に頭が下がりました。もちろん、私の夕食が豪華になったのは言うまでもありません。
その店員さんは外国の方で、多分中国人と思われます。日本語は流暢で発音以外は会話に困ることはありません。特に親しいわけでもない私に、そのように心遣いをできる彼女は、働けることに感謝をしているのでしょう。最近雨の日に滑って骨折をなさったとのことで、手にはギブス。2週間ほど仕事もお休みだったようで、「また、夜も働けるようになるから、それまでランチだけね」と笑顔をくれました。
仕事があるということは当然のことでしょうか?
働けるというのは普通のことでしょうか?
インターネットを会社や自宅で見ることができる国として、日本は上位です。一方で普及率が10%以下の国もあります。詳しくはインターネット国別普及率をご覧ください。私たちは日本という(現在は)恵まれている豊かな国に生まれてきてそれを享受している訳です。
しかし今この瞬間、飢餓や内紛で苦しんでいる方が圧倒的な数いるであろうことをイメージしてみてほしいのです。
豊かさとは何なのか? その意味を本質的な考え、1日1日を真摯に生きること。先進国である日本は、今後どうあるのか? 次々と消耗品を清算していくのか? 生産効率を高めるのか? 難しいことは先送りにしても、少なくとも、今ある仕事で中華店の女性店員さんのように、人に喜びや感動をもたらすことは今日から私にもできそうです。
残すところ2014年もわずか。あっという間のスピードで過ぎて行きます。今日はこのサイトを訊ねてくださいまして誠にありがとうございます。お互いに後悔の無いよう、日々を過ごしていきましょう。感謝。