感謝の気持ちはあなたを高い次元に導いてくれる

何かをしたときに、私たちは誰もが、感謝されたいという気持ちを持っています。

あなたが率先して行動したことで、努力を認めて欲しいと思う気持ちはあるでしょう。

そして、何かしてあげたときに、感謝の言葉「ありがとう」と言ってもらえないとき、それは、家族、友人、職場、仕事関係の中で、あなたが何かをしたことが認めてもらえなかったと思ってしまうかも知れません。

徹夜で仕事をしたり、家族のためにと思い、一生懸命働いているのに、給料が下がってしまったことで、奥様から「え~、冬のボーナスを期待していたのに・・・。どうやってやりくりしたらいいの・・・。」と言われ、喧嘩になってしまったり、腹を立ててしまったりすることもあるでしょう。

例えば、エレベーターから降りようとしたとき、他の人も降りようとして、あなたが開くボタンを押して、その人が外に出るまで待っていましたが、会釈さえもなく、当たり前のように出て行かれると、「何で知らない人のために、親切をしてあげる必要があったのだろうか。」と、残念に思うことでしょう。

しかしながら、実はあなた自身も例えは異なることでしょうが、誰かに同じような気持ちにさせていることもあるものです。

人は誰しも、自分が誰かに何かやってあげたことに対しては過大評価をしてしまうものです。

そして、感謝してもらいたいと願うことでしょう。

誰かがあなたのために惜しんで何かしてくれたことに対しての努力や時間に対しては、忘れてしまいがちです。

夫婦、家族、友人で親しくなりすぎている関係の場合は、相手にやって貰って当たり前、親子関係であれば、「親なんだから、それぐらいは当然でしょう。」と、無意識に感謝する気持ちが薄れてしまいがちです。

また、自分に災難が訪れると、「どうして、自分だけがこんなに苦労しなければならないの?」と思い、誰も助けてくれないというマイナスの感情が湧いて出て来る場合は注意して下さい。

必ず、何か困ったときに、誰かしら相談にのってくれる人はいるものです。

しかし、相談しようと試みない場合は、助けてあげようと思う人がいても、余計なお世話だと思われたりしないように距離を置いている人もいるでしょう。

今のあなたがいるのは、あなたのために何かしてくれた人が存在したからです。

こうした人のことを思い浮かべるチャンスがあれば、心の中で、「ありがとう」という感謝の気持ちを送ってください。

感謝の念を示すことで、自分のエゴが緩和されて行くことに気づくことが出来るようになると、自分がすでに恵まれている環境にいることが分かることでしょう。

そうは言っても、世の中は矛盾だらけで、誰かのために何かをしてあげて、感謝されるどろこか、批判を受けてしまうこともあるでしょう。

ただ、そういうときは、残念に思わないで下さい。

目に見えない守護霊たち、高級霊たちはあなたの行動をしっかりと見ています。

そして、あなたが感謝されなかった分は陰徳として、宇宙貯金してくれていますので、安心して、あなたの才能やあなたが誰かのためにやってあげようと思う気持ちを継続して下さい。

感謝の気持ちを持ち、続けて行く中で、ある日、突然、何か不思議な感覚を持つことがあります。

自分の心に安らぎが訪れ、自然に感謝できるようになるでしょう。

そして、その感謝の想いは、周りの人さえも朗らかにしてくれることでしょう。

そして、今以上に、恵みの多い人生を歩むことができるでしょう。

人に感謝の言葉を言ってもらうよりも、あなた自身がたくさんの「ありがとう」という感謝の言葉を使うことで、感謝の気持ちを表現すればするほど、夢にも思わなかったほどの良い出来事があなたに訪れ、あなたはさらに感謝したくなることでしょう。

ありがとうございます。