ダークブラウンで冷え対策 ~寒さを和らげるカラーメソッド~

基本的には、身体は冷やさないことが大事。

寒い日が続いています。日中こそ温かいですが、早朝や夕方以降はやっぱり寒いですよね。ちょっと気を抜くと風邪をひいてしまいそうです。乗り物を利用しないで移動する時は、上着を着て歩いていると、だんだん熱くなってきたり、汗だくになってきたりで少し困ってしまいます。そんな事もあり、どんな服装にするかの判断が難しい季節かもしれませんね。

私の場合、最近は車での移動が多いので、車に乗ってしまえばエアコンがありますので寒いという事はほとんど無いのですが、それでも寒いと感じる事はありますので、必ず上着やスカーフを持ち歩くようにしています。徒歩で移動する時も同様に上着やスカーフを持ち歩くようにしています。暖かくて着ない時は確かにかさばりますし、少々邪魔ではあるのですが、用心に越した事はありません。臨機応変にいつでも対応できるよう、カバンの中に入れておくと、とても便利ですし精神的にも安心ですよね。

時々、寒々しいファッションで歩いている女性を見かけるのですが、風邪をひかない事を祈るばかりです。もちろん本当に寒くないなら良いですが、やはり無理は禁物だと思います。おしゃれも大切ですが、寒さ対策も忘れずにファッションも楽しめたら良いですね。

身体を暑さや寒さに慣らさせる事で、随時適応できる体質に改善するという考え方もあるようです。ただし、その方法については、我流ではとても危険ですので、実行する前には信頼できる専門家に相談してからにして下さいね。

基本的に、身体は冷やさない。これは意識しておいて下さい。夏でも身体を冷やし過ぎると、やっぱり体調を崩してしまいます。それと考え方は同じです。もし、身体を温めすぎて身体を冷やすために汗をかいてきたら、その都度、温度調整を心掛ける事をお勧めします。

私たちの身体は恒常性機能(元に戻ろうとするシステム)があるので、体温が必要以上に上がれば自動的に下げようとしますし、下がってくれば自動的にあげようとしてくれます。だからといって、恒常性が優れているとは言っても、完璧ではありません。その辺は自分自身の意識でフォローしてあげることが大切だと思います。

さて。身体を冷やさないために上着などの防寒具で身を守ると良いというお話をしてきましたが、色彩心理の視点も取り入れてくれると一層効果があると思います。今から、お勧めカラーのご紹介をしますので、ぜひ参考に取り入れてみて下さいね。

冷え対策にはダークブラウンがオススメです。

様々な色の要素が含まれているダークブラウン

ダークブラウンには赤、オレンジ色、茶色、黒の要素が含まれている色です。赤、オレンジ色、茶色は見ている人に暖かさを与えてくれる色です。黒は他の色に比べて光の刺激が最も乏しいので見ている人を元気にしてくれる直接的な効果はありませんが、熱を吸収して蓄えてくれる効果があります。赤やオレンジの持つパワフルで明るく元気な要素、茶色の心身を穏やかにしてくれる要素、熱を蓄えてくれる黒の要素を兼ね備えているダークブラウンを、ぜひ冷え対策カラーにしてみてください。特に女性は下半身を冷やさないように、毛糸のパンツや靴下、タイツ、ひざ掛けなどで温めると思うのですが、これらの色をダークブラウンの物にすると良いと思います。もちろん、他の小物でもOKです。自分の身につける物や目に付く物に取り入れたりすることで、心理的に寒さを和らげることができますので、ぜひお試しくださいね。

…と、またまた衣類の話になってしまいましたが、色彩効果は衣類やファッション以外でも取り入れる事が出来ます。秋と言えば「食欲の秋」ですよね。というわけで、せっかくですので秋の食材からも色彩効果を取り入れてみると良いですよ。

私のオススメは、栗です。もちろん、個人的に好物だという事もありますが…。

ダークブラウンの栗がおすすめ

ダークブラウンの色をした栗はビタミンとミネラルをバランスよく含んでいるので、冷え対策に効果的な食べ物です。身体を温め、血流を良くしてくれますので、冷えによる筋肉や関節の痛みにも効果的ですし、むくみの改善や美肌効果もあります。また、お腹の調子を整えてくれるので、便秘や下痢を改善する作用もあります。

食材というのは不思議なもので、季節の物、つまり旬な食材というのは、その時に必要とされる何かを持ち合わせていると言われています。そう考えると、秋に栗を食べるというのは理にかなっているとも言えるのです。

でも、くれぐれも食べすぎにはご用心。