海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」宣言しちゃったモンの勝ちじゃんよ?!PART.1

創作が仕事、仕事が創作

今まで取り組んできたイラストや文章の仕事の質をより高めるために、そしてもっと高く羽ばたくために、私は宇宙と天使に出会いました。
私にとっての『錬金術』とは『創作』のことだったのです。
パワー系ヒーラーというなんとも相反する名前で呼ばれたことで、ヒーリングに対する「癒さなければならない」という思い込みの壁を崩し、私は私の本質にたどり着くことが出来ました。
なんともわかりにくく逆走と迷走を重ねた遠回りの道程。しかしそれもすべて無駄ではありませんでした。
なぜなら私はしっかりと大地に足をつけながらも、思考は宇宙を駆け巡り、どこまでも自由であることを実感していたからです。

「宇宙と天使の繋がりを糧に、これからも絵を描き、文章を綴っていこう!」

強い決意のもと、私は新たな世界への一歩を踏み出すのでした、終わり……。

と、いきたいところですが、ところがどっこい!

私はイラストレーターでありライターでもありますが、同時に広告企画制作会社に勤務しています。自由業ではないのです!(衝撃の事実??!)
セッションは副業ではありません、会社の業務のひとつなのです。勿論、初期の段階では無料で行っていたセッションですが「等価交換をしてよい」という宇宙からの許可を得てからは、きちんと対価を受け取ることにしました。むしろ対価を受け取ることに躊躇などありませんでした。

セッションも『創作』の糧として繋がる以上、仕事は当然!対価も当然!

ただ私の場合、朝の何時から夜の何時までといった勤務体制ではなく、完全にフレックス。しかも自宅と会社の距離が徒歩5分と近場のため、作業や制作は自宅でやりつつ、打ち合わせ等があれば会社に出向く……といったスタイルをとっています。

創作が仕事、仕事が創作。

なかなか理解されにくいことなのですが、創作という仕事、仕事という創作の時間を24時間365日過ごしているのです。
机に向かっている時間だけが仕事ではなく、カフェでボーッとしているとき、散歩しているとき、本屋にいるとき、どうかするとお風呂で湯船に浸かり意識が宇宙空間をグルグル飛び回っているときも私にとっては仕事の時間なのです。

「早い話がワーカーホリックってことだろう?」

ラファエルが眉をひそめつつ、ちょっと厭味っぽく囁きます。

「いやそこはプロ意識が高いといってくれないかな、ラファエル。」
「オマエさんのそういう意識の高さに俺は敬意を評するよ、でもなぁ……。」
「でも?」
「周囲がその高さについてこれるかってこったな、問題は。」
「え?問題なんてあるの?」

それがおおいにあったのです!!

(PART.2へ続く)