いつか産みたいならば今から動く!『山王病院の院長が教える 赤ちゃんが欲しいと思ったときに読む本』

赤ちゃんを産みたいと思っている方へ……

女性の働き方やライフスタイルが時代と共に変わり、「子どもを産まない」という選択をする女性が増加しています。また、「産む」という選択をした方も、晩婚化による高齢出産は、確実に「産みたくても産めない」ことに悩む女性を増加させています。

今不妊に悩んでいなくとも、今後産みたいと思っている方にぜひ読んで頂きたいのが、『山王病院の院長が教える 赤ちゃんが欲しいと思ったときに読む本』です。
不妊治療助成「42歳まで」がスタートしたいま、「いつか」とは言っていられない状況に、差し掛かっているのです。
「いつか産みたい」。しかし、そのいつかには期限があるということ。本書では、「いつか」と思っていては遅い、と警鐘を鳴らしています。

今、不妊治療は大変深刻な状況に陥っています。
●6組に1組の夫婦が不妊
●卵子の老化
●出産年齢の高齢化

これらに加え、不妊治療の公費助成が42歳までという年齢制限が設けられ、これから妊娠を望む女性にとっては深刻な状況になってきました。

本書では、皇太子妃・雅子さまの主治医を務め、不妊治療の権威にして、「お産の山王」で知られる山王病院の院長・堤治氏が、妊娠の本質となる卵子のこと、セックスのこと、パートナーとなる男性とのこと、食事のことなど、妊娠力をつけるために今できることを伝えます。

本書の主な項目
第1章 妊活が気になるなら覚えておきたい、夫婦のカラダのこと
第2章 女性なら知っておきたい、不妊のこと
第3章 産めるカラダのためにトライしたい、妊娠力アップの習慣
第4章 妊娠力の要! いいセックスのすすめ
第5章 妊娠・出産・不妊に関するQ&A
著者紹介

「いつか産みたくなったら読む」ではなく、「いつか産むために、今できることをする」ことの必要性を実感します。身体と心、そして環境づくりをいまから始めましょう。

■堤 治(つつみ おさむ)氏 プロフィール
医療法人財団順和山王病院院長・国際医療福祉大学大学院教授。
東京大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科教授を経て、2008年4月から現職に就任。
東宮職御用掛として、雅子妃殿下の主治医を担当。生殖医療全般を広く行う専門医であり、なかでも子宮内膜症や子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術に多くの実績を持つ。
また、環境ホルモンにも詳しい。自身のホームページやブログ、講演会などで女性医療の啓発にも力を入れている。
『授かる』(朝日出版)、『女性の病気と腹腔鏡』(かまくら春秋)など著書も多数。

著者:堤 治(つつみ おさむ)
定価:本体1100円+税
ページ数:144ページ
判型:四六判
出版:株式会社KADOKAWA