SAM前世療法士が贈る「魂の記憶たち」PART.32~ワイス式でのセッション~

魂の声を聞くことに特化したカウンセリングを行っている癒しのマリアです。
前世療法の中で「ワイス式」という一般的な前世療法があります。
私は当初、ワイス式という前世療法を行っていましたので、今回は、ワイス式でのセッションの様子をご紹介したいと思います。

ワイス式のトランス誘導について

SAM前世療法は催眠暗示にどれだけ適応するのかを確認しながら催眠を深めていきますが、それに対してワイス式はイメージを想起しながら催眠を深めていきます。

クライアントさんの体験談によるとワイス式のセッションはSAM前世療法よりも「ひっかかる感じが強いのでSAM前世療法の方がスムーズです」というフィードバックを頂いたことがあります。

人によってはイメージを上手く想起できない傾向の方もいらっしゃります。
それに比べてSAM前世療法はイメージを使わないので、「お任せ体験」になりやすく催眠退行がスムーズであることが言えるかもしれません。

ワイス式での誘導は20~30分をかけてイメージを想起させながら言葉の誘導で催眠状態へ導いていきます。眠るか眠らないかの瀬戸際を、フラフラと漂うような体感がありあます。

ワイス式は、「前世の記憶を体験する」。そして、SAM前世療法は「人格が顕在化する」ということが大きな違いかもしれません。

ワイス式の誘導はイメージ想起になりますから、あるシーンが見えてきたり感じたりしていることを、口頭で教えて頂く作業になっていきます。

(例え)
セラピスト:足下はどんなですか?裸足ですか?靴ですか?
このように前世の記憶を聞き出していきます。

クライアントSさんのワイス式によるセッション

催眠誘導を行い前世の記憶を聞いていきます。
セラピスト:さあ良いですか?私が3つ数えると前世の姿に変わります。
セラピスト:1、2、3はい!今あなたは前世の姿に変わりましたよ。
セラピスト:どんな姿に変わったのか?私に教えてください。
Sさん :ピンク色のドレス。髪が縦巻きみたい。

セラピスト:あなたの名前はなんですか?
Sさん :マリー?

セラピスト:あなたは今、何処に居ますか?
Sさん :宮殿みたいな大きな所。

セラピスト:結婚していますか?
Sさん :はい。

セラピスト:あなたは身分が高いですか?
Sさん :夫はルイ?14?

セラピスト:その後あなたはどうなるのですか?
Sさん :戦いがあるみたい。

断片的ではあってもビジョンが出てくるので、驚かれる方も多いです。
Sさんの前世の記憶は、ルイ14世と関わりがあったマリーという女性でした。

フランスに生活し、ピンクのドレスを着て階段を登るシーンが見えていたそうです。その後、戦いが起こるようで、自分も戦う気持ちが強くある。フランス軍の兵士はとても忠実で相当数の戦士がいるようだ。この女性マリーの生涯は、戦いの末に、暗い個室のようななかで、一人悲しみに沈み死んでいくという人生でありました。セッション後にルイ14世の歴史を調べ、マリーという女性が存在した記実と共に、セッションで体験した場面に驚きを見せていました。そして全く気にもならなかった「フランスに生きた記憶」に前世療法の奥深さを感じていらっしゃいました。彼女は催眠療法を初めて体験する方でしたので、どのように展開が進んでいくのか?前知識として全くありませんでした。ワイス式でもこのように高いリアルな体験をされる方もいますのでSAM前世療法と共にワイス式の前世療法も行っています。

前世療法を受けた方の体験談より

「SAM前世療法はとても状態が深い」
「自らが大きく変わった感じが体得できている。3回ほど受けると意識(頭)では分かりませんが何か変わった感じが強く出る」

このようにおっしゃる方が多いです。
それは直接に前世人格が顕在化し癒えぬ心の傷がスピリットヒーリングにより癒されるからであると思われます。また、潜在意識に求めていく作業になりますので意識と無意識の関係がスムーズになります。

ワイス式の前世療法は前世の記憶(イメージ)を体験し気づきを得るセッションですから「前世人格を癒す」ということに視点がありません。体験した前世の記憶から今の自分に対して「気づき」が起これば良い訳です。かといってワイス式でも人格が癒えないことは無いと思っております。今を生きる私たちも、自分の気持ちや存在を知ってもらうと気持ちが緩和しますので前世退行することで、同様の効果が起こることもあり得るからです。

ワイス式でも感受性が高い方はSAM前世療法同様に魂状態まで深まることもあります。しかしながら稀であります。SAM前世療法の作業過程は魂状態まで深めるという作業過程を踏んでいきますので、殆どの方が、前世人格が顕在化する体験をされます。ワイス式とSAM前世療法を、どちらでも行えることで、セッションバリエーションが高くなり、クライアント様の満足度が更に高くなっています。