ポカポカ暖かい心と身体で一層元気に!~おひさまと自然界の緑~

引きこもりと不眠症は実は深い関係?

暖かいって良いですね。最近、外に出るのが楽しくて仕方ありません。寒いとついつい室内に引きこもってしまいがちですが、ようやく気兼ねなく外出できるようになりましたね。花粉症もかなり楽になってきたように感じます。何ともいえない幸せな気分です。

私は最近、毎日公園に行くように心がけています。余程天気が悪くなければ、可能な限り通い続けようと思っています。空気清浄機完備の室内も悪くはないのですが、やっぱり外の空気を吸うと清々しい気分になれますよね。

私たちは、コウモリのような夜行性動物ではありません。モグラ等のように地下で生活しているわけでもありません。日焼けが気にならないわけではありませんが、私たち人間はおひさま無しでは生きていけないのです。

部屋にこもっていると、運動量も減ります。動かないので血流も悪くなりますし、体重も必要以上に増えて来ます。日光にも当たらな過ぎるというのも実はかなり問題アリです。

私たちの健康は、快適最適な食事、運動、睡眠が大切です。
過度な運動をする必要はまったくありませんが、明るい時間帯に外出して公園に行く程度の運動でも習慣にすると長い目で見ればとても健康に役立ちます。良い汗をかいて血行促進をして程良く筋肉をつけ、適度にお腹を空かせれば食事も一層楽しめます。そしてぐっすり眠られたら最高ですよね。

特に現代人は不眠に悩まされている人が多いです。ちゃんと寝てちゃんと起きられたら、それだけで一日が充実しそうな予感がしてきますよね。

日の光を浴びるとセロトニンが生成される

不眠といえば、外出に何の関係があるのか疑問に思った方もいらっしゃると思うので、簡単に説明しますね。まず、睡眠にはメラトニンというものが必要だと言われています。このメラトニンがつくられると私たちはぐっすりと眠れるそうです。そんなわけで、このメラトニンを作るためにはセロトニンというものが必要になってきます。このセロトニンを増やしてくれるのがおひさまなのです。だから、私たちは出来るだけ一日一回は最低でもおひさまに当たる時間を確保した方が良いのです。

部屋にこもる
   ↓
日光に当たらない
   ↓
眠れない
   ↓
心身がぐったり

という悪循環が出来あがってしまうと、それこそ大変です。もしも、気軽に外出できないような重要な理由があるのでしたら無理強いはしませんが、快適な睡眠をもたらすためにも、できれば外に出るようにして見て下さいね。

先ほど私は毎日公園に行くという話をしましたが、この季節の公園の木々の緑は美しいですよ。私たちの身の周りには人工的なキレイな色がたくさんありますが、本当は自然界の色がいちばん癒しの効果があるのです。数あるカラーセラピーの中でも、やはり自然界にある色を利用するのがいちばんオススメです。

特に自然界の緑はリラックス効果が絶大です。『のび太くん』が、暇さえあれば学校の裏山に行くのも、木々の緑の癒し効果を本能的に知っていたからかもしれません。イヤな事やツライ事があったとき、部屋に引きこもってスマホをいじるのではなく、自然の多いところに行ってくつろぐというのは実は理にかなっているのです。

かのダーウィンも「緑こそ色の起源だ!」と言っていた程です。これが比喩なのかどうかは私にはわかりませんが、なんとなくその意見、私にもわかる気がします。

季節はいよいよ夏へと変わっていきます。今のうちに、健康的な習慣を身につけて、心身を夏に向かってヴァージョンアップしましょう!