青い鳥症候群~メーテルリンクの青い鳥から学ぶスピリチュアル・レッスンPART.2 「目の前の事を全力で行ってみよう」

【青い鳥症候群】を克服する方法

前回の記事では、【青い鳥症候群】とは、自分の幸せや目標、内なる光が見つからず、転職を繰り返したり、講座をいくつも受講続けたり、結局何がしたいのか?わからなくなっている状態だとお伝えしました。そして見つかったとしても常にそのスペースをつくり続けていかなければならないものだと。

もしあなたが青い鳥症候群だったとしたら?そして青い鳥症候群を手放したいと考えていたら、どうすればいいでしょうか?
私と同じように仕事をすぐに辞めてインドへ旅立てばいいのでしょうか?今すぐヨガのマスターの弟子になって修行に入ればいいのでしょうか?

いいえ、そうではありません。あくまでも現実的に在る必要があります。目の前にある今やらなければならない事を全力で行ってみましょう。自分のハートに素直にYESと言えるような時間の過ごし方をしましょう。そして自分が選んだものすべてにおいて、責任を持ちましょう。誰のせいでもなく、自分がそれを選択したんだという責任です。

選択という自由と責任はコインの表と裏のように、常に一緒です。何かを選択することは、その選んだことにおいて責任を負うという意味でもあるのです。

答えは自分のなかにある

あなたが迷子になっている時、あなたの意識は外へと向かっています。外に答えを探しても決して見つけることはできません。いつまでたっても次から次へと新たな選択をし、迷い続けるでしょう。迷子になって外に答えを求めている時のあなたの意識は、今、ここにありません。あなたの意識はどこかへ飛んでいってしまっています。まるで鳥のように。そう、グラウディングが出来ていない状態です。

グラウディングとは、【いま、ここに在る】状態のこと。しっかりと地に足がついて意識的である状態のこと、ハラにいることが出来ている状態です。それはありのままの自分を受け入れることでもあります。

目の前の嫌な事から逃げているという現実に向き合わなければならない人もいるかもしれません。自分の嫌いなところを認める必要がある人もいるかもしれません。それは決して楽な作業ではありませんが、やるしか方法はないのです。

グラウンディングを効果的に行うために

グラウディングが出来るように促す方法があります。例えば体を使った瞑想法を行ったり、呼吸法を行ったり、ジョギングやダンスをしたり、思考が動かない程体を使ってみることです。体を使ったアプローチはマインド・思考を使いすぎる現代人にはとても効果的です。
身体がクタクタになってから静かに座ってみると、きっとあなたは、あなたの内側に青い鳥が在ることに気づくでしょう。
そしてあなたが行ってきた数々の経験は、あなたの人生を豊かにしてくれる美しいクリスタルとなって光り輝くでしょう。