腸内環境を整えて花粉症を撃退しよう パート1

ヨーグルト

無理のない食生活改善、それが難しい

もうすぐ4月。
新しい季節の始まりを日に日に感じる毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
春は新しい季節。
お子さんの入学があったり、お花見、行楽と休日の楽しみが増えてきますね。
でも、この時期気になってくるのが「花粉」。
花粉症の方には、非常に辛い時期になってまいります。
酷い方などは、日常生活に支障が出るほどです。
花粉症対策には様々な方法があると思いますが、ここでは菌を生かして腸内環境を無理なく整え、それによって症状を緩和、改善する方法を僕の体験を中心にお伝え出来たらと思います。
腸内環境を整え、花粉症対策をする方法は、基本的に食事になります。
日常の無理ない食生活が結果的に花粉症対策になっていた、というのが理想かと思います。
しかしこれが難しくて、(これが出来てたらそもそも花粉症になりにくいと思いますが)ほとんど場合、ちょっと頑張るような食事改善を行いますが、この「ちょっとの頑張り」が実は曲者で、例えば半年毎日続けるとしたら、このちょっとの頑張りというのは、結果的に大変な努力になってしまいます。

ヨーグルト対策の落とし穴

ここからは僕の失敗談を踏まえた、もちろん現在も失敗続きですが体験を中心にお話させて頂きます、ちょっと長くなりそうなので今回は連載形式にさせて頂きます。
花粉症にはどうやら腸内環境が大きく関わっているらしい、というのが最近の研究でわかってきています。
研究で腸内環境には乳酸菌がさらに良い、となり、乳酸菌を手軽に食べるならヨーグルトだろう、となり、さらにその菌の研究からある特定の菌が花粉症の症状に効果的だ、となり、「~株菌ヨーグルト」、という商品が最近では良くみられるようになりました。
僕ももちろん花粉症で、ヨーグルトは嫌いではないので、食べるだけで治るならこんなに嬉しい事はない、という事で、買って早速食べてみたらこれまた美味しいので、これは良い!と思っていました。
しかし、続けていく中で、僕の主食は基本和食で米なので、ご飯にヨーグルトが合いません。
ご飯にはやっぱり漬物だろうと(漬物の乳酸菌もあるんですが、当時はCMの影響かヨーグルトの方が効果的なような気がしてました。まさに灯台元暗しです(笑))
それで、おやつ代わりにヨーグルトを食べるんですが、ついつい忘れてしまうんですよ。
そして食べようと思った時に冷蔵庫になかったり・・・。
最近は株の種類も増えてきて、薬のように株に対応する症状が違ってきたりするので、どの株菌のヨーグルトが自分に合ってるんだろうか?と悩むようになってきてしまいました。
こうなると僕は頭がこんがらがって続きません。
食事で改善させようと思ったら最低でも数ヶ月は続ける必要があります。
もちろんヨーグルトを否定する気はないし、美味しいので、ヨーグルト好きの方は対応する株菌を見つけてどんどん食べられるとかなり効果が出ると思いますが、僕の場合は残念ながら続ける事が出来ませんでした。

漬物屋は出不精?

それで、僕はこういうちょっとの頑張りも続ける事が出来ない人間なんだな~、と思いまして、それならいっその事ちょっとの頑張りもしないで出来る方法がないものか、と考えるようになりました。
そうです、僕は漬物屋なので非常に出不精でめんどくさがりなんです。
漬物なんて塩振って置いておくだけ出来ますから、僕みたいな人間にはピッタリの職業です(笑)
ちょっとの頑張りもしない食事、というのはこれはどういうモノか?と考えてましたが、毎日何気なく作って食べてる食事こそがちょっとの頑張りも要らない食事なんだと気付きました。
もちろん、食料の調達、調理に関しては、日々の仕事というのはそのためにあったりしますから、既に非常に頑張っていることになります。ヨーグルトを食べるというのは、僕にとってはそれにプラスしてさらに頑張ってる状態だったんです。
それで、何気なく買っている食料の食材や調理等、ここを考えたら良いんじゃないかと思うようになりました。
普段頑張ってる事を見直してちょっと変えるだけなら、今の頑張りにプラスして頑張るより遥かに楽チンだな、と思いました。
とにかくそういう非常に出不精で、めんどくさがりの僕が食事による花粉症対策に乗り出したわけです。
というより実際は、乗り出した、という程の事でもないかと思います(笑)

次回は具体的に何をどう変えたか、というのを、菌にたずさわる漬物屋的にお伝え出来たらと思います。