【植物のチカラで美しく♪豊かに♪】知っておきたい柑橘類の精油でのスキンケア

グレープフルーツ

誰もが好きな柑橘類の精油

いつもありがとうございます♪植物のチカラであなたの美力UPをサポート♪アロマ&ハーブ美容研究家エリーです。

陽射しも強くなり春の訪れを感じますね。同時にUVケア対策をはじめている方も多いのではないでしょうか?今回は、誰もが好きなグレープフルーツ、レモン、オレンジスィート、ベルガモットなどの柑橘類の精油(エッセンシャルオイル)でのスキンケア方法についてご紹介させていただきます!

柑橘類の精油は、グレープフルーツ、レモン、オレンジ・スィート、オレンジ・ビター、ベルガモット、タンジェリン、ライムなどその他にもたくさんあります。ほとんどの柑橘系の精油は、圧搾法で抽出されており、成分的な共通作用もたくさんあります。

共通な作用としては、気分を明るくさせてくれる作用、リラックス作用、皮膚の軽い漂白作用(シミに有用)、光感作作用です。この中でスキンケアとしては、軽い漂白作用があるためシミのケアとして夜用のスキンケアとして利用されることが多くあります。

どうして夜なのでしょうか?その理由は、光感作という作用があり、これは精油成分が皮膚に残っていて日光を浴びることでシミができてしまう可能性があるのです。せっかくシミを薄くしてくれる作用があるのに、日光をあびるとシミができてしまう成分もある……とてもうれしいけど、使用方法を注意しなくてはいけませんね。

精油は、ボディやフェイシャルトリートメントをする場合、植物オイルに希釈して使用しますが、柑橘類の精油を希釈した場合、下記の濃度で光感作の危険があるので注意をしましょう。

ベルガモット 0.4%
ライム 0.7%
オレンジ・ビター 1.4%
レモン 2%
グレープフルーツ 4.0%

ベルガモットやライムは非常に薄い濃度でも光感作の危険があります。また濃度に関係なく、皮膚に塗布してからすぐに日光に当たると光感作を起こしますので、注意をしましょう。

明るい気分にさせてくれる柑橘類は、朝に使用したい場合も多いと思いますが、就寝前の夜に使用をしましょう。

この光感作の成分を含まない柑橘類が存在します。それは、香水用に抽出されたエッセンシャルオイルで、水蒸気蒸留法によって抽出されます。光感作を起こす成分は分子が重いため、圧搾法では抽出できても水蒸気蒸留法では抽出されないのです。

現在では、水蒸気蒸留法により抽出されたエッセンシャルオイルの購入もできます。

★柑橘系の精油の共通作用★

【肌】死んだ細胞を取り除く作用、収斂作用、軽い漂白作用、皮脂の分泌を抑制する作用【神経】前向きで明るい気持ちにさせてくれる。気分の浮き沈みをなくす。【スピリット】太陽神経叢のリラックス&強壮。

【柑橘系の精油で作るシミ対策用ローションの作り方】

・100mlのローション(ハーブウォーターやお手持ちのローション)をスプレー容器に入れる。
・お好みの柑橘系の精油(レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、オレンジスィート等)を12滴、ラベンダー17滴、フランキンセンス15滴を入れて完成!
使用前に必ず良く振り使用します。

*夜限定使用。朝の使用はできません。

正しい柑橘類の精油をマスターして、紫外線の強い季節にシミケアをしながら透明感あるお肌へと導いちゃいましょう(^.^)