TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第31回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「スピリチュアルセックス」。
スピリチュアル的に「セックス」はどんな意味を持つのでしょうか?

食の次はセックス?

前回の特集が「食とスピリチュアル」でしたが、今回は「スピリチュアルセックス」です。
「食べること」っと「セックス」はスピリチュアルにとてもつながっています。
「食べること」に繊細な人は「セックス」も繊細です。

「食べること」に興味がない人は、「セックス」も熱心でなく、短く味気なく終わります。
「食べること」にこだわる人は、「セックス」もこだわります。「食べること」にこだわる人は「セックス」にもこだわります。

「食べること」に一生懸命な人は、セックスも前戯にゆっくり時間をかけて、相手の身体を楽器のように慈しみいい響き、心地よい音を奏でようとします。

「食べること」も「セックス」も共に満たされると、人生はとても味わい深い、楽しいものになります。

「上の口と下の口を満たしたら、結婚は大丈夫よ!」と人生の先輩からドキッとする話を聞いたことがあります。

お腹が空くと機嫌が悪くなるご主人に、空腹の気配を感じると、さっとおにぎりや巻き寿司をあげて絶妙なタイミングに収めていました。夜も毎晩のように相手をして、全く浮気のすきも与えなかったという体験に基づいた名言かもしれません。

「上の口と下の口」という表現が、するどく深い内容でしたので、二度と忘れられないフレーズになりました。

夫婦問題で悩んでいた友人に、さっそくこのフレーズを話したら、それがヒントになって、忙しい夫婦なのにデートの日を毎週決めて、すっかり仲良くなり、離婚するかもと言う話が見事に吹っ飛びました。

美味しい夕食をホテルで頂いてから、その晩大いに燃えるとエネルギーもホルモンも循環が良くなって、幸せな気持ちに満たされます。再び日常に戻って頑張れるのです。

脳からも幸せホルモンのエンドルフィンやエンケファリンが分泌され、お肌もつやつや、目もキラキラ、若返ってくるのです。

上と下の口が満たされたら、毎日が幸せで、何事にも前向きになります!

「食べること」も「セックス」も人生で、日常生活でとても大切なことですね。
それなのに、「食べること」は気楽に話せても、「セックス」については気楽に話せない雰囲気があります。
もっと大らかに、大切なセックスについて語れるような社会にしたいです。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。