「私達が最も恐れていることは……」~マリアン・ウィリアムソン ロサンゼルス講演会レポート

素晴らしいメッセージを送り続けるマリアン・ウィリアムソン

皆さんこんにちは。エネルギー・コンサルタントの田嶋洋子です。
アメリカは国土の70%もの地域で寒気が猛威をふるっています。
日本も寒い日が続いている様子ですがお変わりありませんか?
私の住む南カリフォルニアは幸い比較的暖かい日々に恵まれています。そういったなかで今回はロサンゼルスのウエストウッドで行われた、マリアン・ウィリアムソン(Marianne Wiliamson)の講演会に参加する機会に恵まれました。
会場には約150名のロサンゼルスで活躍する女性起業家が集まり、華やかな雰囲気のなかでマリアンを迎えました。

彼女は10冊の出版物のうち4冊 がNYタイムスのナンバーワン・ヒットセラーに、2冊が同じくベストセラー作に選ばれた実績のある有名著者であり、スピリチュアル・ティーチャー。さらに平和運動に身を挺し、ロサンゼルスにおいては、食べ物を必要としている人々に、「Project Angel Food」 という栄養学的に優れた食事を無料で届けるという活動もしています。また、アメリカの女性たちから絶大な支持を得ているオプラ・ウィンフリーの番組にも人気ゲストとして出演しています。

彼女の有名なメッセージのひとつ、

「Our deepest fear is not that we are inadequate. Our deepest fear is that we are powerful beyond measure」
~私たちの一番深い恐れは、私たちが未熟である事ではなく、私たちには計り知れない程の力があるという事です。~

この言葉をはじめて聞いた時に、私は深く感銘を受けました。このように実際に自分で考えて計 画を立て、色々な事を実現されている方の言葉だからこそ胸に響くのでしょう。

さて、そんな彼女ですが、今回、カリフォルニアから連邦議員選挙に立候補すると決意を表明し たようです。以前より「アメリカに平和省を設立しましょう!」と草の根活動をしていましたが、アメリカは今大きな岐路に対面している、 と立ち上がった様子です。

そんな彼女の選挙戦について彼女の側近から「フェイスブックやツイッターのファンの皆さん が$5の寄付をして下さったら彼女のキャンペーンの大きな資金になる……」と言われ、それを聞いた彼女は自分のファンが40万人以上も いる事に気が付き、それが彼女の立候補を決心させたそうです。

前出の側近は「その人々が$5の寄付をしてくれたとしたら2億ドル集まり、それは選挙に充 分な金額になり得るのです」と語っています。

「アメリカはタイタニック号に乗っているのです。そして船は氷山に向かって進んでいる……。私たちには氷山の形状は分かりません。それは核戦争かもしれないし、環境問題なのかもしれません。ただ分かっているのは、今しか進路を変える時間がない、という事なのです」と、彼女はインタビューでも話しています。

講演会で対面したマリアンが放つエネルギーは、しっかりと地に足を着けていて、美しさと華やかさのなかにも、鋭さを感じました。

「私 たちはどんなものでも手に入れられるし、何だって出来る。私たちの時代が来たのです! 私たちが声を上げる時が来た。あなたの心が語りかける事を行って下さい」 と、私たち皆に、行動する大切さを促すメッセージを発してくれました。

とても落ち着いていて、ユーモアも交えながら話す言葉にも説得力があり、野心さえも感じられ る……。
こんなに素晴らしい思想を持ちリーダーシップがある女性リーダーの今後の活躍が本当に楽しみです。