TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第28回 PART.1

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「旅行で癒され創造へ」。
皆さんが癒されるのはどんな旅ですか?

旅の癒し

今回のテーマは、大好きな“旅”についてです!
旅はそれ自体が非日常の字空間を体験できて、気分転換になります。人生の転機を迎えたら、旅に出ることをお勧めします。

私も振り返ってみると、大きな人生の節目にペルーのマチュピチュへの旅を3回してきました。パール色の大きな光の柱を力強く感じて、とても勇気が出ました。マチュピチュと同じパワーを沖縄の聖地、斎場御嶽(せーふぁうたき)にも感じてびっくりしたことがあります。どちらも自然に人生の大きな変換機のときに訪れています。

旅に出ると、必ずいろんな気づきとパワーアップが期待できます。その都度、思いがけない発見があって、日常に戻ってきても、以前の自分とは違ってきているのを実感できます。

最近では、お正月に一泊二日で沖縄から東京へ行きました。短い旅でしたが、明治神宮の初詣と歌舞伎座の初春公演の初日を見ることができて、とっても濃い正月九気分を満喫できました。

更に翌日、東儀秀樹さんのコンサートを堪能しました。前半は古典の雅楽で、12人が6人ずつ男女平安時代の着物を着て、雅楽の演奏と詠歌と舞でした。京都に行かないのに、平安時代の京都にあっという間にワープできたのです。

桜と満月の舞台で、ゆったりの豪華なひと時でした。後半は一変して現代版のバンドと組んでおしゃれなコラボレーションを楽しめました。音が大きいのに、のりのりで、感動しながらうっとり。プッチーニのオペラからのアリア「誰も寝てはならない」あたりで、ぐっすり眠りに入りました。おかげで、すっかり疲れが取れて、完璧な癒しの効果を実感しました。

テレビを見てゆっくりのお正月ものんびりしていいと思いますが、あえて旅のなかでの充実したダイナミックな癒しを求めて、今年のお正月は動いてみました。

大好きではまっているものがあれば、それを味わうことで、癒されます。特にストレスの解消は、身体を動かしたり自然に触れたり、踊ったり、活動して癒されることが多いのです。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。