TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第25回 PART.4

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「子供を産むこと、産まないこと」。
女性はこのどちらかを選択し、この世に生まれてきました。
さて、あなたはどちらを選んできましたか?

どんな状態でもOK!

沖縄のクリニックでは、夫婦で子どもが欲しいのに、共に身体的な問題がなく、もしかしたら過去生のトラウマかもとお二人で来ることもあります。

過去生で夫婦の性が逆転していて、お世継ぎが産めなまったので、実家に帰されて、うつになってしまったお嫁さんが今生では夫で、奥さんの方が当時は妻を責めた夫だったというカップルがいました。

だんなさんからは、お世継ぎを産めなかった罪悪感と実家に帰された悲しみを解放し、奥さんからは、産めないからと責めた罪悪感と今回産めないことのダブルの罪悪感を、沖縄のアロマ、伊集(いじゅ)ぬ花で解放したら、大きなふたが取れて、どどっとハートからピンクの美しい愛の光があふれ出て、本当に感動的でした。そのまま沖縄でラブラブ、妊娠したというびっくりの展開になりました。お二人の頭上にぶんぶん蜂ではないのですが、かわいいキューピットが飛んでいて、お二人を両親に選んだ魂でした。
それを見て、もうすぐ妊娠できるのだと嬉しくなり、ついお二人に伝えてしまいました。
後から、沖縄ベビーができましたと報告があって、もっと嬉しかったです。

過去にどんな感情をぶつけ合っても、お互いに許しあって、溶け合うとほどけて、リラックスすることで、奇跡が起きます。奇跡的な喜びの妊娠、出産のケースを見せていただいて、産まないことも産むことも、それぞれに素敵だなと思いました。どちらであっても、それには深い意味があるのですから。

産めないあとに、産めると、喜びが倍増します。不妊治療を13年間続けて、子どもを産んだ方が、子どもを抱いて号泣されたそうです。たくさん子どもを産んだ後に、産まないとほっと一息できます。
過去生では子育てで、大好きな勉強ができなかった女性が、結婚して主婦をしながら勉強してとても幸せそうでした。
人生いろいろ、妊娠もいろいろ、子育てもいろいろです。

不妊についての特集なのに、何でもOK!と結論してしまいましたが、永遠のいのちの流れから見ると、いろいろを体験して、私たちはきっと素敵な光になっていくのだと思います。

ちょうど、この原稿を書いている時に、お気に入りのテレビドラマを観ていました。難しい手術が成功して、胎児の心臓手術ができて、母子共に危なかったのに助かる感動の話でした。

いのちの素晴らしさにありがとう!
素晴らしい人生のしくみにありがとう!

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。