原田瞳さんインタビュー「宇宙の叡智を呼び覚ます スピリチュアルアロマ」 PART.10

原田瞳さんが語る深淵なアロマの世界

アロマによって自然界の叡智を呼び寄せ、至福を呼び覚ます、「スピリチュアルアロマテラピー」の第一人者である原田瞳さん。
Trinity WEBでも、大人気連載中の原田さんにインタビューをさせていただきました!

原田瞳さんは、「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設しました。
アロマ自体は癒しのツールとして今や幅広く普及していますが、その叡智の深さは実はまだ一般的には知られていません。原田瞳さんが考える「アロマ」とは?
みなさんも、アロマの深淵かつスピリチュアルな世界を体験しませんか?

アロマの知識と興味

――一アロマを五感で感じられるように。

そうなんです。クライアントさんから見ると、自分のニーズとは違うアロマの知識を突き付けられても、「別にその知識は必要ないんだけどな」と身構えてしまって、折角の興味を閉ざしてしまう方もいらっしゃるんです。
ですので、やっぱりそれを超えて、マニュアルはマニュアルで取り入れつつ、いい意味でマニュアルからはずしながら、直感や本能、またはセラピストさんからいうと、クライアントさんのハートに自分のハートがつながることで宇宙を共有する状態でアロマと関わっていけたらいいですよね。その状態になれたら、その人に真に必要なアロマを選べるし、提案できるし、クライアントさんがメッセージを受け取りやすいように、噛み砕いて伝えることができるんです。

アロマの香りの先にあるもの

――一アロマの初心者の方が、香りを嗅いで「いい香りだな」と思うところより一歩先に進む方法として、「この香の先には何があるか」ということは、どのように探って行けばいいのでしょうか。意識的な部分なのか……でも、頭で考えるということは違うのでしょうか。

変容と一体化することだと思うんです。
たとえばラベンダーを嗅ぐと、眠いような力がとける感じがありますよね。それは、「力が抜けていく感じってどのような状態なのかな」って、未知に向かっていい意味でいざなわれちゃえ!というか、ゆだねきっちゃうと、自然と融合していくことができるんです。
なんか方向性がちょっと感じられるというか。
たとえば、グレープフルーツを嗅いだらすごく元気になる、そう思ったら活力が湧く。活力が湧くということは、「自信が湧いてくる」とか、「行動力をもって、人に何か影響を与えることができるとか」、そうなれるのかなって。それはあくまで、予測と、想像力だと思うんですけれど。
想像力の世界が豊かになることは、とても大事だと思うんです。ソーシャルメディアとか発達している現代において、想像力を欠いている人はす凄く多いと思うんです。今は結果論が重視されたりしますし。
たとえば、「相手の気持ちがわからない」という感覚。もちろん相反する生き方をしている人だとなかなか理解が難しいとも思いますが、想像力を働かせることができたら、その相手の気持ちだって理解できると思うんです。
人の気持ちを察することができない人が増えていると思うので、そういう意味では、アロマは想像力を刺激してくれるんです。
人に対して、「これは間違い」と決めつけるのではなくて、色々な人の考えやプロセスを、それはそれで慈しめたり、見守れるようになったりするんです。
自然の神々そのものみたいなものが常に存在していてサポートしてくれているんです。
それって一番ナチュラルで私たちの本質でもあると思うし、そこに共振するセンスが一人ひとり開いていくと、自然界と共生しながら、現実の自然の原理をもっと活用して、シンクロしていけたらいいなと思うんです。

~つづく~

 

原田瞳(はらだ ひとみ)さん
株式会社クラルテ代表取締役
ヒーリングサロン&スクール ソワンソワン主宰
アロマボーテ表参道店主宰
ライフビューティーデザイン・クラルテ主宰

過食症などの克服の経験や、幼少からの神秘体験を通して、ヒーリングの世界へ目覚める。
青山の某サロンでエステティシャン&アロマセラピストとして活躍し、独立前から小会社数店舗のヒーリングサロン立ち上げや、女性起業家支援ベンチャー企業創業に携わる。
2003年に高いスピリチュアルな能力(透視・チャネリング・ヒーリング能力)を活かし、スピリチュアルカウンセラーとして独立し、ソワンソワンを創業。現在までに東京目黒に3店舗のサロン&スクールを展開。
「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設。スピリチュアルアロマテラピーの第一人者。

 

■バックナンバーはこちら