原田瞳さんが語る深淵なアロマの世界
アロマによって自然界の叡智を呼び寄せ、至福を呼び覚ます、「スピリチュアルアロマテラピー」の第一人者である原田瞳さん。
Trinity WEBでも、大人気連載中の原田さんにインタビューをさせていただきました!
原田瞳さんは、「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設しました。
アロマ自体は癒しのツールとして今や幅広く普及していますが、その叡智の深さは実はまだ一般的には知られていません。原田瞳さんが考える「アロマ」とは?
みなさんも、アロマの深淵かつスピリチュアルな世界を体験しませんか?
エナジーバンパイアへの対処法
――ところで、今話題の、相手のエネルギーを意識的もしくは無意識的に吸い取ってしまう、サイキックバンパイアに対しての対処法はありますか?
「あの人といると気が疲れる」と思っている場合、それはもしかしたら相手に対しても、「あの人と一緒にいると疲れる」というような印象を与えている場合もあるのではと思うのです。自分の感じていることを相手にだって与えているかもしれないですよね。現代人は、常に緊張している人が多いと思うんです。満員電車とかもやっぱり不快ですし、そういう時におすすめのアロマはありますか。
乾電池で生きてしまっているとそのような状況が起きるんですよね。もちろんタンクが満タンじゃないと疲れやすいですし。
乾電池で生きているということは、宇宙とつながっていない状態です。自然界とのアクセスを閉じながら生きているから、どうしても消耗してしまいます。
エナジーバンパイアとは、活動している時に、「自分のエネルギーを満タンにしたい」とか、「相手から貰いたい」、というような状況だと思います。
アロマで言えば、頭頂を開くフランキンセンスとかエレミとかミルラなどは、宇宙とのアクセスをオンにしてくれるので、常に充電している生き方になるんですよね。だから、「枯渇しても入ってくる」「眠れば入ってくる、満ちてくる」という状態を保つことができるんです。
気功やメディテーションなども、勿論そのような状態に導くことができますが、上手にできてなかったりすると、常に乾電池で生きているから疲れやすいし、自分自身のエネルギーも出し惜しみしてしまいますよね。
――そうなると、「相手からエネルギーを取られると困る」、とも思ってしまいますよね。
「与えれば与えるほど自分に供給される」というのは、宇宙の秘密だと思うので、そういう意味ではバランスだと思うんのですが、自分が充電されるよりも供給のほうが多かったら、もちろんアンバランスだと思いますが、自分のエネルギーが満ちている状態であれば、与えたらちゃんと入ってくるんです。そういう意味では、出し惜しみしていると余計疲れるし、「相手から吸い取られている」というような、変なエネルギーパワーゲームが生まれてしまうのではないかと思うんです。
あんまりそこで身構えないで、「どうぞ!」というように開きなおれたほうが、疲れにくかったり、疲れても寝れば治ると思えるようになります。
実はけっこう、そこで神経質になって、マイナスのスパイラルを自分でつくってしまうこともあるんです。
――そもそもそれを思う時点であなたは乾電池、ということですよね。
そういうことかもしれません。
――アロマというと、自分のオーラをプロテクトしてくれるイメージもあるのですが、そういう意味でお守り的な感じでこのアロマをつける、という考え方をしてもよいでしょうか。
もちろんです。お守りでありながら本当の自分を引き出してくれる方法がおすすめです。
たとえば天と繋がりたい場合、フランキンセンスだったら、天と繋がりながら、自分のなかの神聖な神殿で、自分でプロデュースできるオーラを開くことも出来ます。
外部から依存的に使うというよりも、使いながら自分で本当の部分をひらいてしまうんです。
そうすると、アロマへの依存ではなくて、アロマと共存創造をしていくことができます。
だから、「最近お仕事しすぎて男性性が濃いから、今日は女性性のオイルを使ってもうちょっとかわいらしく過ごしていようかな」と思ったらローズとかジャスミンとか、あとは「最近なんかこうシリアスで考えすぎて、子供らしい無邪気さを忘れていたなと思ったら柑橘、レモンとかオレンジとか使いながら、楽しめるようにオープンマインドでいられるようにしようかな」とか、オーラのプロテクトでもあり、本当の自分らしさの引き出しになってくれます。
~つづく~
原田瞳(はらだ ひとみ)さん
株式会社クラルテ代表取締役
ヒーリングサロン&スクール ソワンソワン主宰
アロマボーテ表参道店主宰
ライフビューティーデザイン・クラルテ主宰
過食症などの克服の経験や、幼少からの神秘体験を通して、ヒーリングの世界へ目覚める。
青山の某サロンでエステティシャン&アロマセラピストとして活躍し、独立前から小会社数店舗のヒーリングサロン立ち上げや、女性起業家支援ベンチャー企業創業に携わる。
2003年に高いスピリチュアルな能力(透視・チャネリング・ヒーリング能力)を活かし、スピリチュアルカウンセラーとして独立し、ソワンソワンを創業。現在までに東京目黒に3店舗のサロン&スクールを展開。
「新時代のセラピーは癒しから目覚めへ」をスローガンに、2007年にスピリチュアルアロマの新メソッド「アロマエンライトメント・システム(R)」を創設。スピリチュアルアロマテラピーの第一人者。
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