禅の名僧 「ティクナットハン(タイ)」師のリトリートで発見!

ティク・ナット・ハンに学ぶ“マインドフル”な生き方

ダライ・ラマ法王&タイの奇跡のツーショット写真

ティクナットハン師のリトリートに参加

皆さんは、ティクナットハン師をご存知ですか?
活動する僧侶として紹介され、あのキング牧師にも多大な影響を与えたとされるベトナムの禅の名僧です。今は、フランスのプラムヴィレッジというところで暮らしておいでです。

幸運なことにTRINITY編集部は、昨年の12月にプラムヴィビレッジに取材に行くことと相成りました。そして、なんと短い時間ですが、個別インタビューもできたのです!!
この体験は、次号のTRINITYにて皆様とシェア致しますね。

ティクナットハン師はマインドフルを提唱なさっています。私なりに感じたのは、いつ何時も心は自分のなかにあるという感じでしょうか?
そして、それこそパワーが底なしに湧いてくるという不思議な仕組み。

リトリートでは大抵朝の5時30分から瞑想が始まります。その眠いこと!!

ある日などは脱いだはずのパジャマを着ていました……。けれど、1週間のリトリートが終わる頃には眠いはずの瞑想が楽しみになっていたのです。瞑想がなんだかは今でもわかりません。けれど、大いなる存在を感じて静かな時間を持つということは、心に栄養を与えるようなものですね。

そして、ほぼ毎日行われる、歩く瞑想。静かに(黙って)、着実に1歩ずつ歩く。大地を両の足に感じて。この歩く瞑想はゆっくりとゆっくりと行われます。都会で、がぁーっとエネルギーをこぼしながら急いで歩くのとは、ちょっと(かなり)違います。どうでしょうか?  毎日、3歩でも1分でもいいのです。この1歩は「私が今この瞬間生きている、地球の上にいるという奇跡」という気持ちで、静かに歩いてみませんか?  例えば、一人で。例えば、恋人や子どもと手をつなぎながら。そのとき、すべてに微笑む気持ちで行って下さいね。その微笑みはじんわりとあなたに溶けて、そして広がっていきますから。

プラムヴィレッジでは、定期的に鳴る鐘の音やチャイム、偶然の電話の音で、息(呼吸)を意識して、一瞬静けさを取り戻します。さすがに都会ではなかなか難しくても、夕方17時のお知らせや、何かの音を合図と決めて、1日2度くらいでも呼吸に意識を向けて、静寂さを取り戻す時間は大切かもしれません。
そのしばしの静寂さが、その後の“動”をよりマインドフルにしてくれるのです。

ティクナットハン師はダライ・ラマ法王と並んで平和活動に貢献する僧侶として有名ですが、なんとプラムヴィビレッジのなかにお二人のツーショット写真があったのです!! 必見です。

そして、お正月らしい文字をご紹介。丁度編集部が訪れた際、ティクナットハン師の展示会が行われていました。そのなかに、なんともおめでたい文字を発見。それがこの「寿」。

皆様、じぃ~っくり、ご覧下さいね。そして、どうぞ2014年のご自身の寿を見つけて下さい。そして、揺らぎそうになったとき、いつでもまた、この寿をご覧になって、「人を幸せにすると必ず自分も幸せになる」と信じて行動をなさって下さい。ティクナットハン師は、仏教の教えを実践することで、この世で幸せになること、周りも幸せにすることの重要性を説いていらっしゃいます。

2014年が、世界にとって希望の幕開けとなりますように。祈念。

<Information>
ティクナットハン師の教えを継ぐアジアの導師が来日
幸せになるビジネス Mindfulness 〜コミュニケーション力の磨き方〜
【開催日時】2014年5月10日(土)10:00〜17:00
【場所】東京グランドホテル
【料金】15,000円
◇お申し込みはTrinity SHOP

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